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即興作曲スタジオ インプロビゼーション 音楽教室

毎回少しのカードゲームで、先生も上達できる提案「[はじめての即興作曲88]

2022.07.27 03:39

「レッスン内で、即興や作曲を取り入れるのは、難しいです。

時間がありません」


というお話を伺います。


一度に、ある形まで持っていくのは、とても時間がかかりますが、

最終結果に向かって、細切れにレッスンで進めていく方法を私は、

これまでやってきました。


1曲仕上げるのに、タイトルやイメージ、コード、メロディとリズム

調性の有無、形式などなど、半年・1年がかりで。


全て分解して、今回は、これ1つ。次回は、これをつなげて・・と

いった具合です。


そしてもう一つ、毎回同じことを数ヶ月続ける。

しかし、毎回違うという方法です。


先生方もお忙しいですから、ご自分のテクニック・レパートリー・コード進行など、

学ぶ時間をつくられるのは、大変かと思います。


私は、昔から、子供たちのレッスン中に、コード進行を覚えたり、

テクニックで苦手なところを強化するために、一緒に弾いたりと、

活用してきました。


今回は、Game7を、メロディ(生徒)伴奏(先生)という形で行うことで、

生徒は、先生の弾くコードを耳にすることができる(経験)

先生は、そのコード使いを定着させることができる。


一石二鳥を目指します(笑)


Game7は、4小節の内、1マス(小節)穴あきになっていて、

好きなカードを一枚はめて、弾くというものです。


好きな音を弾いていいよ!というと、戸惑ってしまう子供たちも、

選んで弾くだけですから、安心🙂 時間はかかりません。

(中には、すごく選ぶのに、時間のかかる子もいますが・・・汗)


とりあえず、すぐにできる。


初見問題に、ピッタリだと思います!

苦手な子供でも、毎週3小節は、同じです(汗)

レッスンの最後には、ニコッと、今日も楽しいレッスンだったと思って、

帰ってほしいですね。


1分で弾くことができ、そのカードの裏には、番号が振ってあって、占いみたいになっていたり、

キャンディか、シールか、その日のご褒美がもらえる?とか、

簡単なイベントがあってもいいですね。


また、この4小節に、アーティキュレーション・ダイナミクスなど

さまざまな音楽記号(発想記号・速度記号・強弱記号など)のカードをトランプのようにひいて、

4小節を仕上げるのもいいかもしれません。音楽のジャンルも変えたり、移調したり・・・。


そして、先生は、ⅠーⅣーⅤーⅠ の伴奏のうち、ドミナントモーションをトゥーファイブワンに変更して、全調マスターできるかもしれません。


もし続けて後の生徒が、伴奏パートを弾いてくれそうでしたら、

その生徒も、コードが定着し上達します。


1小節カードを選ぶ→  各小節の最初の音だけ決めて即興と続いています。


きっと慣れてきたら、3分で毎回即興作曲のレッスンができるのでは?

ご提案でした。