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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

掲げたその手に掴まれたもの

2018.02.02 15:00


「寝るんじゃない」


そう言って何度も怒られている姿を見ました。


勉強はあんまり好きじゃなくて、逆に遊ぶのは大好きで、休憩時間には決まって野球の話を講師たちと。とってもやんちゃでしたが、たまに大人じみた話をする中学受験生の彼は、教室の人気者でした。


私自身も何度か授業をしました。食塩水の天秤や国語の読み方。飲み込みは早いのですが、繰り返しを嫌うので、定着するのに時間がかかるタイプでした。


入試が近付くにつれ、少しずつ大人になっていく彼は、辛くとも苦しくともいつも明るく元気で、それをすごくたくましく感じた記憶があります。


「合格したよ」会った瞬間に、開口一番に出た言葉。めっちゃ嬉しそうで、こっちまでテンションがおかしくなりそうでした。ニコニコの笑顔と、渾身のガッツポーズ。前もって報告は聞いていましたが、そんな報告はやっぱり何度聞いても最高に嬉しいものです。


握られたその手に、しっかりと掴まれたのは、自分の未来かな。


教室長や講師のみんなにも「ありがとうございました」とちゃんと言えていたから、「文武」両道を「分武」と書いていたことは見逃してあげましょう。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

闘いの日々は続きますが、どうか各々がベストを尽くせるよう、願っております。