#10 作品公開リレー第8回 「硝子の涕」「ELLIE」「箱の中の小さな青」
おはようございます~!
ぽかぽか陽気の春が待ち遠しい、タカハラ娘3号です( ˙-˙ )
本日は、執筆作品のご紹介です!!
今回ご紹介するのは、脚本作品
『硝子の涕』『ELLIE』『箱の中の小さな青』
な、な、なーんと!!この3作品を仕上げたのは、1人の執筆者なのです。
今回も執筆者に、記事を書いて頂いたので早速。
それでは、パワフルな執筆者の松見さんにバトンタッチ~!
こんにちは。
『硝子の涕』『ELLIE』『箱の中の小さな青』3本の脚本を執筆しました、育穂です。
あだ名はマイクです。理由は高校生の頃友達に「モンスターズ・インクのマイクに似てる!」と言われたからです。意味が分かりません。
さて、この作品は3つで1つのシリーズ物になっています(※でも1つだけ読んでも楽しめる作品にしてあります!)。
舩坂ジン、エリ、シュウ3人兄弟のとある日常を同じ時間軸で、各自それぞれの目線で描きました。
『硝子の涕』:ジン
『ELLIE』:エリ
『箱の中の小さな青』:シュウ
例えば『硝子の涕』の主人公ジンは人には言えない悩みを抱えています。ジンがその悩みと向き合っている同じときに、『箱の中の小さな青』の主人公のシュウは文化祭を成功させるためクラスのみんなと楽しく劇の練習をしています。はたまた『ELLIE』の主人公エリは、彼氏と自分の夢との間に揺れている。
血が繋がりお互い思い合っている家族ですら知らない、その人にしか分からない物語があるのです。
またこのシリーズの面白いところは、3つとも同じ時間軸で描いているので被るシーンが出てくるのですが、それが主人公の視点が変わることで全く違った印象になるところです。
『硝子の涕』に出てくる家族と夕飯を食べるシーン。そのシーンはどこか暗い印象を持ちます。しかし『箱の中の小さな青』でも同じシーンが出てくるのですが、シュウがあっけらかんとした性格なのでこのシーンは少し明るく感じます。
そういったところもシリーズ物にした面白さだと思うので、みなさんぜひ手にとって読んでみて下さい。
場所は京都造形芸術大学 本学 春秋座ロビー・高原校舎 Bstudioにて展示してあります。
3つとも一気に読むのはしんどい!という方には試し読み本ございますので、まずはそちらから読んでいただくのもおすすめです。
松見さん、ありがとうございました( ˙-˙ )パチパチ
3号にも兄弟がいるので、ふと自分の兄弟がどんな1日をどう過ごしているのか…
考えたくなっちゃいました。
ちなみに3号の推しは、末っ子ジンの『硝子の涕』です。
1作品読んだら他の姉弟のストーリーも気になること間違いなしの作品!
ぜひ、その目で!