ご飯を'美味しく'食べられるという幸せ
仕事の事は書くつもりもなかったのだけれど、
今日は患者さん一人一人といつもより長く話す事ができた。
また雪がチラホラ降ってて寒かったからね。
来てくれる方の数が多くなくて色んな話ができた。
話してて思った事は、
それぞれの人生がある。 という事.
当たり前の事なんだけれどでも考え深い人生がそこにはあって、、、
同じ状況にはなった事がないから全ての気持ちを分かる事はないけれど
それぞれ抱えている気持ちがある。
それをただただ聞く。
私にできる事はそんなに多くない。
だって、言ってしまえば、
私の仕事は薬を処方箋通りにドクターの指示通りに
患者さんにお渡ししているだけだから。
でも話を聞く事はできるし、頷く事もできる。
ちょっと勇気づける意味でフォーカスをずらすことも場合によってはする
と言っても、教えてもらうことの方が多い。
どんな症状なのか、薬の効き目はどうなのか?
そして一番大事なのは、どんな気持ちなのか。
それもこれも、私に余裕がないとできない事なんだよね。。。
そう、私にできる事は限られているし、
私の器もそんなに大きくないから。
私はそれを自覚している。
そんな中、当たり前の事ができる事って本当はとってもとっても幸せなコトなんだな。
と。
思わされずにはいられない。
例えば、
朝起きて目が覚める事。
肌が温かいこと。
呼吸をしていること
お腹が空いて食欲がある事
それを噛み締める歯があること。
美味しいと感じられる事
食べた後 さぁやるぞって活力みなぎること
感謝を伝える相手がいること
思ってくれる人がいること
などなど 当たり前すぎて、そんなのいちいち感じられなくなっているのだと思うけれど、
病気になって改めて気付かされることも少なくない。
本人もご家族もしかり。
人生にはきっと色んなシーンがあって、
笑ったり泣いたり怒ったり喜んだり落ち込んだり、、、
全て自然なこと。
そうやって色んな形で、当たり前を実感していくのかもしれない。
ベジタリアン恵方巻き!なかなか美味しい