心と身体のチューニング2
前回の続きで、過敏と鈍感のチューニング方法なんですが、身体のほぐしと、座禅と書きました。
で、僕がやっている方法をお伝えしますね。僕の場合、起床後1時間10分くらいかけてやるんですが、それはいきなりハードルが高いので、20分くらいで構わないので、お好きな時間帯でおためし下さい。
①まずは、楽な体勢で座り、身体の関節という関節をクルクル回していきます。足の指を1本ずつ手でもって10回ほど回し、それがすんだら足首、膝、股関節、腰、と、回せる所は全部回す感じです。そして、その際気を付けるのは、決して力を入れたり、反動や勢いを利用しないこと。ゆっくり各関節を意識して回すことを心がけてください。(回りにくい所は無理に回す必要はありません。自分が動かせる、心地よい範囲で回してください)
②それが済んだら、今度は上半身のほぐしで、手の指、手首、肘、肩、首とゆっくり10回ずつ、なるべく脱力してポカンとして回してください。
※併せて、足裏のもみほぐしや、アキレス腱からふくらはぎへのもみほぐしもいいですよ。
③次は座禅です。正座か、騎座か、あぐらでも構いません。座りにくい方は、お尻の下に座布団を差し込むと身体が安定しますよ。
そして、手の平を膝の上に上向きで開いた状態で置いておき、背筋を無理のない程度伸ばし、下腹で呼吸するつもりでゆっくり長く、腹式呼吸をします。鼻からお腹の底に送り込むように吸って、口から細く長くじわーーっと吐いていく感じです。この呼吸の仕方は慣れるまでに少し時間がかかりますが、慣れると意識しなくても出来るようになります。あとはただひたすらボケーっとした気持ちで座っているだけです。
身体のほぐし10分、座禅10分とか、ご自分で決めてされると良いかと思います。そして何より大事なのは続けること。1日や2日では自分の変化に気づけません。最低でも3週間は続けてみてください。
で、それ続けたらどんな感じになるのよ?っていう肝心なところがまだなので、次回書く『内観』で説明したいと思います。(;^ω^)