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名探偵コナン・ミステリー・チャレンジ

2018.02.05 10:02

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン/ハリウッド・エリア 

ユニバーサル・クールジャパン2018にて開催(2018/1/19〜6/24)

 2018年のクールジャパンで、一番(唯一?)気合が入っているように見えるコンテンツが「名探偵コナン」。名探偵コナン・ワールドと総して、脱出ゲーム、レストラン、クイズラリーの3つを展開している。僕にとって、コナンは『ベイカー街の亡霊』あたりで終わっている(それまでは劇場版もTVも見ていたが、いつの間にか見なくなっていた)ので、久しぶりに触れることになった。脱出ゲームとレストランは有料、しかも5000円近くもするので、とりあえずパスして(前年も見送った)、無料で体験できる「名探偵コナン・ミステリー・チャレンジ」に参加してみた。

 受付はステージ22の横。エントランスから入ってまっすぐ進んでいくと、道路の真ん中に看板(上の写真)が置かれているので、すぐにわかる。このクイズラリーは1日の配布数が決まっているので、無くなり次第終了となる。大体、平日だと13時ぐらい、混雑日だと11時ぐらいにはなくなるようだ。いずれにせよ、冊子を受け取るだけなので、早めに行っておくに越したことはない。

 この時、グループで行ったとしても、必ず1人1枚受け取ること。そして、なくさないように注意。謎を解いた後に報告所でもらえる最後のショーを見るための招待状は、持っている冊子の枚数分しかもらえない。もし冊子を持っていないと謎を解いたとしても最後のショーを見ることができなくなってしまう。実際に、報告所で前にいた親子が、子どもの分しか冊子をもらっておらず、親が入れない状態になって、諦めていた。

 ナゾは6問。冊子に書かれたヒントを元に、ハリウッドエリアとニューヨークエリアを周って解いていく。難易度は簡単でもなく、難しくもなく、少し考えさせられる部分もあって、程良い感じ。意外と頭を使う。小学生以下の子どもだけでは難しいかもしれないが、わからなくても、ヒントがさす場所の近くにいるクルーに聞くと、アドバイスしてくれると思う(しているのを何度も目撃した)。

 全てのナゾを解くと、4つの数字が浮かんでくる。これをステージ14横(年パスセンターのキューライン)のところにある報告所で、言えば、クリア。正解であれば、最後のショーを見る為の招待状をくれる。ショーは30分ごとに開催しているが、時間は配布順で決まり、選ぶことができない。

 最後のショーの場所はステージ18。テレビプロダクションツアーのプレショーをやっていたホール。と言っても、分かりにくいかもしれないが、シネマ4Dの奥、モンスターハンターやコナンの脱出ゲームの入り口の横にある。ホールとはいえ、スクリーンと簡易なステージがあるだけで、床に座って見ることになる。キャストを近くで見たければ、早めに行くと良いが、広い会場でもないので、そうでないなら、ゆっくりでも十分見れる。指定時間にショーが始まるのかと思って律儀に10分前行動したが、入場を開始するだけで、ショーはその後10分から始まるので、それまでであれば入場できる。

 ショー自体は10分間でキャスト3人、しかも、マイクなし、照明なし、と本当に小さなショーだが、逆にその溢れ出る、そこはかとない文化祭感が嫌いじゃなかったし、ゲストの雰囲気も暖かかったように感じた。ただの小芝居に違いはないので、過剰な期待は禁物だが。

 名の知れたキャラクターを地声で2.5次元化するというのは、かなりチャレンジングだと思うのだけど、逆に適当すぎるとも言える、それをツッコむのは野暮なのだろうか。そこは違和感しかなかった。


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