#8 作品公開リレー第6回「クジラのスプーン」
おはようございます。
またまたタカハラ娘3号です( ˙-˙ )
今回ご紹介するのは、脚本作品
『クジラのスプーン』
執筆者の宇佐美さんに記事を書いて頂きましたよ。
それでは、バトンタッチ!
はじめまして、こんにちは、映画製作コースの宇佐美です。
今回は私が執筆した脚本『クジラのスプーン』について紹介します。
まずはじめに、あらすじをどうぞ🐋
*あらすじ
中学生の石川雫はある日、母親に「雫には異父兄弟の兄がいる」と打ち明けられる。
兄の名前は秋生。最初の夫との子どもだという。
そして秋生の両親が旅行から帰ってくるまでの間、秋生は石川家で暮らすことになった。
しかしある雨の夜、秋生はジャムを買いに行ったきり帰ってくることはなかった。
大学生になった雫はある日、偽名を名乗って女性と会う秋生を見かけて...。
何気ない言葉が誰かにとってすくいになって、支えになって、その人の中に生き続けることってきっとあって。
みんなそれぞれ、誰かの気持ちをすっと掬えるようなスプーンを持っているのだ、と思うのです。
大切な言葉は生活の中に生きていて。
秋生が居なくなった今も、雫は知らないうちに秋生の残した欠片を持ち続けています。
それぞれの人物が大切にしているもの、そして、愛情の矛先が伝わればいいなと思いながら書きました。
卒展期間中、試し読み本も置いています。
手に取ってちらっと読んでみて、続きが気になる...!と思ったら、本編も読んで頂けると嬉しいです🐳
宇佐美さん、ありがとうございました~。
3号( ˙-˙ )は一足先に作品を読んだのですが、ぜひとも本作品をアナタのスプーンで掬って頂きたい!
読み終えた後には、きっとスプーンに収まりきらない感情が溢れ出てくるはず・・・!
それでは今回ご紹介した宇佐美さんの作品が読める会場は
・ 人間館(NA)B棟 京都芸術劇場春秋座ロビー
・高原校舎Bstudio
の2カ所になります。
ぜひ、お越しください!