節分、シンガポールでも恵方巻。
2月3日が節分だということを、すっかり忘れていた。
日本にいたら、1月末くらいから鬼のお面や豆を売り出し、恵方巻の予約案内なども張り出されているから、「ああもうすぐ節分だな」と思うようになり、日が近づくと息子が幼稚園で作った鬼のお面を持ち帰ってくるので、忘れようがなかったのだけど
シンガポールでは春節の準備でにぎわっていて、節分の文化はないらしく、すっかり忘れていました。
今朝SNSで日本の人たちが、神社の豆まきに出掛けていたり、節分をUPしていたのを見て思い出した。
そうだ、こっちでも、伊勢丹で恵方巻が売っているかも。それをお昼ご飯にしよう。
夫と息子がプールに入っている間に、伊勢丹へ。やっぱり並んでいました。
特選海鮮恵方巻と、本鮪巻きがS$18.9。鰻巻きと、シンプルな卵・カニカマ・胡瓜・とびっこの太巻きがS$9.9。
日本では年々、豪華で高価で丸かぶりするのが一苦労なサイズになりつつあった印象の恵方巻ですが、こちらはシンプル。そして手頃。いや、伊勢丹だと思ったらむしろ安い。これでいいよ、恵方巻は。
夫には特選海鮮巻き、私は鰻巻き、息子には大好物のネギトロ細巻き2本入り(S$7.9)を買いました。
シンガポールではなかなかネギトロ巻きが売っているのを見たことがなくて、あった!と思うとサーモンたたき巻きのことが多くて。久しぶりにネギトロを食べて大喜びの息子でした。
みんなで2018年の恵方、南南東を向いて無言で一本食べました。
家族の無病息災を祈願するという点では、先日のタイプーサムと似ているような気がするのですが、片や体中に金属を刺す苦行。片や巻き寿司一本食べる易行。いや、無言で巻き寿司を食べる姿は、ある意味、無の境地とでも言いましょうか。
恵方巻ってそんなイベントではなくて、バレンタインみたいなもののようですけどね。