忘れてた... ~残された写真達~
お花見ウォーキングの下見をしていた、日比谷公園。洋画や海外ドラマに出てくるような歴史を感じる街灯に魅せられて、いろいろと調べてみたのに、記事にするのを忘れていたなんて...
1903年、日本初の「ドイツ式洋風近代公園」として、開園以来120年ほどの歴史を持つ公園だけに、江戸時代の遺構から明治の洋風建築、昭和初期の建築遺産まで見どころがたくさんあるんです。
例えば、雲形池は、都市公園等の噴水として日本で三番目に古いとされる鶴の噴水のある池。春は、サクラ。秋から冬にかけては、イチョウやモミジの紅葉黄葉が素敵ですよ。鶴の噴水が、気になり、噴出するのを待っていたのですが。大きく羽根を広げ、上を向いた鶴の口ばしから、水が霧のように噴出されるという想定外の出来事に、しばらくの間、呆然と立ち尽くしました。ミラブルのウルトラファインバブルみたいな、あの噴出って、あっているのだろうか...(〃艸〃)www
そして、こちらは、開園以来、園内のレストランとして親しまれていという松本楼。国内外の政治家や文人など、多くの著名人も訪れるそうです。薄暗くなり始めた夕方に訪れたのですが。森の中のレストランという雰囲気の素敵な佇まいのお店です。
季節によっては、オフィス街の真ん中で、花見までできてしまう日比谷公園。
他にも、日比谷公園のシンボルの大噴水。開園当時の面影を残す洋風庭園の第一花壇とペリカン噴水。江戸城三十六見附のひとつで、江戸時代の石垣が残っている日比谷見附の跡地。石垣周辺にあった壕の一部を利用して造られた心字池。千代田区立日比谷図書文化館や市政会館。かつては、東京で唯一のコンサートホールとして、プロのオーケストラの演奏会などが行われていた日比谷音楽堂、日比谷野外音楽堂。植物や歴史、建築、音楽、グルメ...見どころ盛りだくさんです。
最後まで、読んでいただいてありがとうございます。
こちらの街灯とサクラの写真を見て、何か違和感を感じた人もいるのではないかと思いますが。都営三田線内幸町から国会方面に向かって公園脇の歩道を歩くと、街路樹に交じって設置された街灯に、大きなムシがついてるんです。遊び心から「点灯」と「テントウムシ」をかけたダジャレらしいです。詳細は、分かないそうですが。設置時には、子供が喜ぶ仕掛けだろうということで、広報誌などでPRもされていたそうです...16本の街灯、良く見ると違った発見があるかも知れないですよ。
日比谷公園は、広いので東京都公園協会の日比谷公園のHPからダウンロードできる園内マップ。日比谷公園の歴史に興味がある人は、日比谷公園歴訪ガイドブック(日本語以外にも、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁體字)、フランス語、韓国語の6種類が公開されています。)を利用すると、きっと迷わないですよ。