第145話:悪魔アガースラを殺す(3):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
2018.02.03 23:43
すべての少年が様々な方法で参加したがりました。
ある少年達は竹笛を吹いて、
他の少年達はラッパをふき鳴らしました。
ある少年達は地面にできた鳥の影を走って追いながら
ブンブン唸るミツバチの真似をして、
ある少年達は白鳥の美しい動きや
魅力的な振る舞いを真似し、
ある少年達は静かにアヒル達と座り、
ある少年達は孔雀達と踊りました。
ある少年達は木の猿達に心惹かれ、
木々の間を飛び跳ね猿の真似をしたり、
ある少年達は猿の顔真似をしたり、
ある少年達は枝から枝へジャンプしていました。
ある少年達は滝へ行き、
川を横切り、蛙と跳びはね、
水に映った自分の姿を見て大声で笑いました。
自分たちの声がこだまし、
少年たちはその音に押さえ込まれました。
このように、
すべての牛飼いの少年達はクリシュナと遊んだものでした。
クリシュナは、
ブラフマンの光輝の源で、
それはギャーニー達にとっては一体になりたいと望んでいる光輝です。
人格を持った至上主で、
献身者達にとっては永遠に奉仕をすると受け入れたお方ですが、
普通の人にとっては、普通の子供です。
牛飼いの少年達は何生にも渡り敬虔な活動を積んだ結果、
人格を持った至上主のこのような交際を達することができました。
彼らの大いなる幸運を
どうすれば表現できるのでしょうか。
…つづく
(10巻12章7-11節)