〜が得意な美容師さんというスペシャリストを指名したほうが良いか?
207,738機
これは世界でもトップレベルの個数だそうです。
そして、美容室。
日本にある美容室は2016年度
237,525件
うっかり信号機の数抜いてしまいました。
そして美容師さんの数は
496,697人
と、頑張れば
都道府県最少人口の鳥取県
564,390人
に届いてしまうのではないかというレベルです。
もはや、美容師さんだけで一つの県作れます。
人が増えた業界に起こる事
人が増えた飲食業界では、なんでもある居酒屋より、「刺身」、「焼肉」、「フレンチ」、「イタリアン」など特化したところが増え、さらに差別化するために「俺の〜」みたいに良いものをソコソコの価格でとか、コンセプトをはっきりさせないと目立たなくなってしまいます。
美容室もまた然りです。
美容業界と他の業界
・カラーリングが上手な美容室
・カットが上手な美容室
・パーマが上手な美容室
スペシャリスト美容師さんとオールラウンダー美容師さん
美容師さんもまた技術特化をウリとして情報をネット上に乗せているケースが多いですが、よく見ると
「カラーリング」、「パーマ」、「カット」などの特定の技術をウリにしてお客様を呼ぶ
「技術スペシャリスト」美容師さん
と、
「カジュアル」、「大人の女性」、などライフスタイルを考え、いらしたお客様の悩み解決を得意とする
「オールラウンダー」美容師さん
がいます。
技術スペシャリスト美容師さんの強み
・ウリにしていると、特定の技術をして欲しいお客様が集まるため、症例数が増え、数多くのデータが集まり失敗が少ない。
・常に得意とする技術の情報を収集しているため最新の技術知識を知っている。
・同じ技術を色々な髪質にやるので、出来る、出来ないがはっきりする。マニアックな説明が聞ける。
技術スペシャリスト美容師さんの気をつけたいところ
・若い技術者だと他の技術トレーニングや勉強の時間を一つの技術にかけている可能性があるため技術の幅の広さの心配
・上手い下手に限らず、差別化するため自称の可能性
・求める髪型が変わった時の技術スキルの対応の心配
オールラウンダー美容師さんの強み
・ご来店した幅広いお客様に対しての一人一人の問題解決を考えるため、悩みに対する問題解決法に詳しい。
・技術の幅が広いため、希望イメージのスタイルチェンジを作れる、似合うようにアレンジしてくれる。
・一度悩みやライフスタイルを伝えておくと、それ込みでスタイルを考えてくれる。
オールラウンダー美容師さんの気をつけたいところ
・デザインや技術の勉強をしていないと情報が古くなる
・いつも似た雰囲気の髪型になりやすい
・極めて難しい技術はスペシャリストの方が詳しい
全ての美容師さんがどちらかという極端な事ではないです。
若くてしっかり勉強、トレーニングしている人もいますし、たくさん経験を積んで全体的に幅も深さも持っている美容師さんもたくさんいます。
まとめ
・難しい技術が必要なデザインや髪の状態などはスペシャリストの美容師さんがオススメです。
・悩みやライフスタイルなど幅広いイメージ提案はオールラウンダー美容師さんがオススメです。
技術以外にも、全体の雰囲気や話しやすさ、相性もあると思うので一概には言えませんが、もし色々な意見を聞いてみたくなったら主治医とセカンドピニオン的な美容室の使い方もこれからは良いかもしれませんね。
ZACC統括 柳平岳慶でした。