★和菓子が手に入らない!大ピンチのオープニング
旧暦ホテルの旧暦茶房の新米店主のやっこです。
新米店主、さっそくの大失態をやらかしてしまいました。
★ねらっていた限定生菓子が売切れてた(><)
はい、大失態です。(><)
大事な和菓子が手に入りませんでした。
2月3日、和菓子売切れ完売でした。
節分の恵方巻きみたいに
当日沢山売られていると思い込んでいたのが大間違い。
生菓子は、消費期限が製造日を含め3日と
短いせいもあってか
午後に見に行くと売り切れになっていることが多いです。
生菓子は朝いちばんに買いに行くか
予約して買うモノなんですね。
はて困りました。
オープニング茶会に必要な
欲しい和菓子が手に入らない!
ピンチ!
★欲しかったのは鶴屋吉信の「追儺 お多福」「追儺 鬼」
鶴屋吉信さんは、江戸時代の享和三年(1803)、
初代鶴屋伊兵衛によって創業された老舗和菓子屋さんです。
なぜ数ある老舗の和菓子屋さんから
あえて鶴屋吉信さんかと申しますと、
周りからの評判がすこぶるよく
和菓子を学ぶ基軸にしてみようかなと思っていたのです。
節分、立春にちなんで
節分に「追儺 鬼」を
立春の日に「追儺 福」を
鶴屋吉信さんの各生菓子をと考えていました。
ちなみに、今年は1月27日~2月3日限定販売でした。
それでも手に入りませんでしたけど。(><)
★大きな店舗でも売り切れだった(><)
鶴屋吉信さんに
以前もらったカタログの後ろに掲載されていた大き目のお店に
行ってみました。
大きいお店ならあるかな~と。
室町コレドにある東京店です。
でも、ココでも売り切れだったのです!(><)
ハイ!終了ーーーーー!と思ったのもつかの間
店内を良く見てみると
職人さんらしき人が、竹のカゴか、蒸籠のようなモノを
扱っている様子が。
実践で和菓子を作っている!
しかも、よくよく見ると「追儺祭 鬼」もあるではないですか!
★目の前で出来たての鶴屋吉信の和菓子が食べられる!
なんと!もはやどこでも手にいられないと思った
和菓子が、目の前のカウンターで
職人さんが実演で作ってくれて
しかもその場で、出来たての和菓子をいただけるという!
その名も「菓遊茶屋 」。
※写真は許可を得ています。
こんな店舗があるんだ!という驚き。
ちなみに、実演販売は他に京都「菓遊茶屋 」のみだそうです。
★並んだけど!早く席は回ってくるので
待ちましたが、食事と違って
カウンターの和菓子と抹茶なので回転は早いのです。
あきらめません!
★4種の中から選べました♪
検索してみると、3種類というのが多かったので
もしかしたら節分限定だった「追儺 鬼」は
特別だったのかもしれません。
伺ったのは、「追儺 鬼」販売終了日の2月3日でした。
尚更ありがたい!
★追儺 鬼
鬼の角は、牛蒡を煮たモノでした。
きんとん製 粒あん
「きんとん」は、お菓子の基本的な意匠のひとつのようです。
あん玉や求肥を小さな芯として、
練って裏ごししたそぼろ状のあんをまぶした和菓子です。
★抹茶と京番茶つき♪
お抹茶付きで、しかも、もはや旧暦茶房のキャラクターと化している
「お多福茶碗」で!
想像を超えた展開。←節分によく使われるお茶碗ではありますが。
いただいた後の、さらに一服の「京番茶」の
スモーキーな味わいが余韻残りまくり。
大満足です!
ここに一年通って、和菓子の勉強もありかな?
★鶴屋吉信 東京店
営業時間 ショップ 10:00~21:00
茶房 / 菓遊茶屋 10:30~20:00
(ラストオーダー19:30) 定休日 元日を除き年中無休
菓遊茶屋 和菓子と抹茶セット 1200円(税抜)
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町一丁目5番5号
COREDO室町3 1階
さぁ、無事に七十二侯茶会は出来るのでしょうか?
まさかまさかの次回につづく。笑。