2022/7/31 自転車、こげたよ!
▲初めて、自転車こげたよ!のドヤ顔ピース
「ママー、英ちゃん、自転車こげたよ!」
自転車購入から、早1年。昨日、やっと英士が、補助輪付き自転車をこげるようになった。
昨年8月の3歳のバースデーに、プレゼントしたそれは、ブルー×ホワイトが気に入って、英士が即決。自分で解除できるように、絵合せで開く子ども用ロックも合わせて購入した。
ただその割に、英士が全く漕ぐことができず。。自転車のペダルがかなり重く(補助輪付きなので余計に)、前に力を入れてこげない。どうしても、軽い後ろにこぎ、逆回転してしまう。
なぜ、こんな簡単な事が、、、!?
夫も私も、必死で自転車が進む原理を説明し、特訓したが、こげない。
そのうち季節が2つほど移り、英士自身もすっかりやる気を失ってしまった。
あーあ、値段高かったのに、、という親の想いとは裏腹、声かけしても練習に応じない日々が続いた。
そんな今日、久しぶりにベランダで自転車を見た英士。
「英ちゃん、今日は、ちょっと自転車乗ってみる」
何もこんな猛暑の日に、、オイオイ、と思いながら、近くの海が見える大きな公園へ。
しばらく後ろの親用ハンドルで進ませていたところ、いつも空回りするペダルに力が入った。
グッーと前進。小さいけれど、大きな一歩。
出来たー!!
そこから数十メートル、1人で漕げるところまで一気に。
暑さと、家の工事や介護、仕事の忙しさで、怒鳴ってばかりの私。イライラして気がつけば、英士の短所ばかりしか見ていなかった。
焦らず、待つ。
英士らしさを見てあげること。
どんどん吸収して、成長するこのエネルギーの大きさ。時に、野放図に意外性に満ち溢れたそれは、大人の鋳型にはまらない事の方が多い。
英士の世界があって、ちゃんと考えて、自分の好みや判断を持っている。
それをしっかり楽しんで、見てあげたい。