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夏の冷え「冷房病」にご用心!

2022.08.23 02:25

お盆が終わり、朝夕は大分涼しくなり、過ごしやすくなってきました。

私も、夜は冷房に頼らなくても眠れる日が多くなりました。


やっと、蒸し暑かった夏が終わってくれるのかとほっとしたのも束の間。

冷房の弊害は思った以上に大きく、最近、冷えを訴えるお客様が目立ってきました。


冷房で長い間、体が冷やされてきて、体温調節がうまくいかなくなっているご様子です。


以前、ブログ記事 「こむら返りは冷えのサイン」 で、脱水により血液がドロドロになるために、血流が悪くなり冷えが起こることをご紹介しました。


実は、夏の冷えの原因には、もう一つあります。

それは、自律神経のバランスが乱れることによって起こる「冷房病」です。


冬の冷えとの違いは、みなさん「暑いのに、冷えている。」ということです。

感覚的に暑いので、言われるまで自分が冷えていることに気がついていない方が多いです。


また、全身の冷えではなく、臀部や大腿部などが部分的に冷たい方が多いです。


私は熱中症予防のために、家庭では、30度を超えたら冷房をつけると決めています。

一番、暑い時は、朝の9時30分には、もう30度を超えていたこともありました。

そのため、ほぼ一日中、冷房をつけていたこともあります。


また、職場によっては、一日中、冷房をつけているところも多いことでしょう。


私のサロンでも、暑いところからいらっしゃるお客様のために、室内の温度を26度に設定して涼しくしています。

そのため、ほぼ一日中、冷房をつけています。


もちろん、近年は危険な暑さのため、熱中症予防のためにも冷房は欠かせません。

問題は、暑い屋外と冷房の効いた室内との温度差が大きいことにあります。


わたしたちの体温調節には、自律神経が関わっています。


暑いと‥

体は汗をかいて、汗を蒸発させることで体の熱が奪われるようにし、体表面の温度を下げます。


寒いと‥

体を震えさせて、毛穴をしめることで、体の熱が奪われないようにし、体表面の温度を上げます。


しかし、暑い屋外から寒い屋内に入った時、あるいはその逆の時、体温を上げたり下げたりと切り替えるうちに自律神経が過剰に働き、バランスを乱すのです。


自律神経のバランスが乱れると、血流に影響を与えます。


交感神経が優位になると‥

血管が収縮して血流が速くなり、血圧が上がります。


一方、副交感神経が優位になると‥

血管が弛緩して血流が増え、血圧が下がります。


自律神経のバランスが良い状態では、血流が増え、早くなるので、血流が良い状態になります。

血流が良いと、隅々まで酸素と栄養が行き渡り、血行が良くなります。


しかし、自律神経のバランスが乱れると、血流が悪くなり、隅々まで酸素と栄養が行き渡らないために、血行が悪くなり冷えを招きます。


では、どうしたら良いのでしょう?


まずは、冷房の効いた部屋に長時間止まることは避け、30分程度に一回、冷房の効いていない場所とを行き来してください。


体が冷房で冷えすぎないうちに室外へ出れば、自律神経を過剰に働かせる必要がなくなります。

また、30分程度に一回、立ったり動いたりすることで血流も改善するので、自律神経の働きを促すことができます。


もし、仕事の関係で、30分に一度席を立つのが難しい方は、足裏のマッサージも効果的です。


マッサージで筋肉が緩められると、血流が良くなり、冷えが改善されます。

また、逆作用が起き、副交感神経の働きを促すことができるので、リラックスでき、不快な症状も和らぐでしょう。


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