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隠岐の島ウルトラ 8

2022.08.03 01:54

これまでは、朝起きて、コーヒー淹れて、新聞読んで、ブログ更新してから、モコちゃんの散歩&ジョグっていうルーチンだったんですが、ここ数日のこの暑さ💦 地面から近いモコちゃんがかわいそうなので、しばらくの間、先にモコちゃんの散歩とジョグしてから、ブログ更新の順にしてみます。なので、ブログ更新時間が今までより遅くなりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします✋さて、ここまで7回に渡りお送りしてきた長編小説『隠岐の島ウルトラ』、本日なんとラス前、次回はいよいよ完結編となります。書いたミッシーさまも大変でしたが、僕も編集大変でした(^^; では、第8回をご覧ください。


(前回までのあらすじ)

さまざまな人を巻き込みながら、連載6回目にしてやっとスタートした隠岐の島ウルトラマラソンですが、あっという間にレースそのもののレポートは終了(笑) レース後は隠岐の島を満喫してきたもようです。長編小説『隠岐の島ウルトラ』は、どうやら「完走記」ではなく「旅行記」だったんですね(笑)




<後編 レース後の観光>


翌朝8時、はちょりさんからショートメールが入り、「レンタカーを借りたのでこれから観光するところです」とのこと。


実は、前夜祭からの帰り道、だましだまし乗っていたY子ちゃんの車が宿の手前1kmでエンコしてしまい、島タクシー(小型バス)の運転手やデート中で停車していたお兄さんが押して車を脇に寄せて、水をジャバジャバかけて復活、なんとかたどりつくという事態がありました。

なので、レース当日は宿から車をお借りしたものの、観光する日は車が無い状態だったので、「渡りに舟」。はちょりさんに宿にきてもらって、一緒に観光することになりました。はちょりさんも2泊しか宿を取ってなかったので、Y子ちゃんの友達が去ったあとの部屋に引っ越して好都合だったようです。3人で島を一周するなどして観光しました。

「那久岬」「壇鏡の滝」「隠岐郷土館」「白島海岸」「浄土ヶ浦」「乳房杉」など。


「エピソード①迷惑な人々」


ずんずん進んだ狭い山道の先で、通行禁止になってて、見ると道がコンクリで補修してある・・・。月曜日の今朝やったばかりなのだろう・・・。もっと手前で教えてくれよ・・・どうしてくれるんだ・・・。進むしかないので、ちょっと越えて、生コンの表面を撫でつけて平らにし、通行禁止のバーを元に戻して数十分進むと、作業している車と出会ってしまいました。やばい。バックでそろそろと戻り、方向転換できるところで向きを変えて、逃げました。あああ。


でも、お目当ての杉が見つからない。うーむ。うろうろしていると先ほどの作業車が追いついてきて、優しく教えてくれました。責めるわけでもなく・・・。


バツが悪かったです。



「エピソード②領海意識の札」


白島海岸で「竹島まで161km」の矢印の札がありました。竹島は同じ島根県なので、「竹島は固有の領土」の看板やパンフは境港でも、よく目にしていました。でも、ここでは一斉に他の領有問題の地名の札が。「対馬434km」「国後島1,366km」「尖閣諸島1,503km」。それぞれ韓国、ロシア、中国と揉めている、北から南までの島々。

ちょうど、神奈川のランナーさんが通りかかり、「うん、100マイル(=161km)は走ったことあるな(すぐにラン換算してしまうランナーの性(さが)←(笑))。僕さ、中国に赴任してて現地の人たちと仲良くしてたから、彼らや韓国の人たちがこんな一斉に立ってる札を見たら、気分を害するんじゃないかと気になっちゃうな。」と言ってました。


走ろう会のF吉さんも中国赴任の時はかの地のレースに出ていると言ってたし、H村くんも中国赴任が長くてものすごくいい印象を持っている。3月に同級生の走る仲間8人で集まった時、Rくんが、「ロシアに駐在してて、出張ベースでウクライナには何度も行っていて、どちらにも友人がいる。この侵攻には心が痛むばかりだ。それに、日本での報道は非ロシア寄りなのがとても気になる。」と言っていました。

個人レベルでは仲良くできるのにね。国同士も(いや、国だからこそ)、子供じゃないんだから、衝突は避けないとね・・・・。でも、どうしたらいいのだろう。


~つづく~



え~と、最後は政治問題にまで言及し、幅の広い投稿ありがとうございます(笑) それにしても、帽子が吹っ飛んだり、車が壊れたり、舗装工事の邪魔したり、いろいろあった遠征でしたね。そして、ついに次回はいよいよ最終回。この長い物語をどう完結してくれるのか、今から楽しみです(と、ハードルを上げてみる)。最終回、お楽しみに✋


(KBT)