睡眠と健康
2022.08.02 05:26
毎朝、決まった時刻に目が覚めるという習慣、これは人の体が時計のようなリズムを刻んでいるからです。このリズムを体内時計といい、この体内時計をもとに身体は1日の活動に合わせて体温、血圧、ホルモン分泌、エネルギー消費などの機能をコントロールしています。
体内時計は、朝起きて浴びる強い光を目の網膜が感知するリセットされます。そのため毎朝、太陽の光を浴びながら15~30分散歩すると効果的と言われています。逆に、夜にスマホやパソコン、蛍光灯などの明るい光を浴びると、脳が「今は昼間だ」と判断して、体内時計がずれてしまい、睡眠を促すホルモンの分泌が抑えられて眠れなくなります。
体内時計のリズムが狂うと日中のだるさなどさまざまな不調を引き起こします。睡眠障害、うつ病、肥満、糖尿病、ホルモン分泌の乱れ、がん発症のリスクが高まる可能性もあります。
体内時計は、脳だけなく肝臓、肺、腎臓などにもそれぞれあり、それらは朝起きて朝食を食べること、特に糖質やタンパク質を摂るという刺激でリズムがリセットされ動き始める仕組みになっています。
すべての体内時計がきちんと揃うように、毎日決まった時刻起床し、朝食を摂り、夜には強い光が避けて就寝するという規則正しいをして体の健康を保ちましょう。
体内時計のリズムを整えるサプリメントなどもあります。睡眠の悩み等ありましたら店頭にてお気軽にご相談ください♪