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Atelier Soleil

偉大な人のホロスコープ〜料理家ジュリア・チャイルド

2022.08.02 11:00

穂高養生園のごはんを頂いてから、料理がますます気になっている。

そしてこの頃気になっていた有名人がことごとく獅子座。

「私は何を表現したいのだ?」

そんなテーマを投げかけられているようで…


一方で星読みの学びは遅々として進まない。

机上の空論を展開するよりも、獅子座としては実践や体験から学ぶことが大切だということかもしれない。


で、料理や料理人という存在がなぜだか気になっていたこの頃、やけに「ジュリア・チャイルド」という存在が目に入ってくるのだ。


最初に見かけたのはHuluストア。ジュリアのドキュメンタリーの予告編がやけに印象的で、彼女の存在を初めて知った。

フランス料理をベースにアメリカで活躍している女性の料理家といえば「シェ・パニース」のアリスを思い出すけれど、時代も流れも違えど、ジュリアが作った道筋はとても重要なのではないか。

そしたらカフェでたまたま手に取った『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』というノンフィクションにも彼女の名前が。

アリスがレストラン界で実績を積み上げてるとしたら、ジュリアはテレビを通じて一般家庭に広く知られた料理家だったのだが、日本に暮らしてたら知るチャンスはそんなにない。


なのに次々と目の前にシンクロが起こる。

『CHEF'S TABLE』という料理人を追ったドキュメンタリーをNetflixで見てた時にも、関連動画に上がってきたり...

まぁ料理という共通のワードから必然的にということもあるかもしれないけど、これまで全然知らなかったのに、だ。

それに、フランス料理といえ家庭の主婦向けの料理番組でしょう、とどこかナナメにも見ていた。

でもタイミングがやってきて映画の『ジュリー&ジュリア』を観てみたら、全然予想もつかないところからシンクロが起きたりして、これはもっと深く知る必要があるかも、と思ったのだ。


そうね、ジュリアはなかなか数奇な運命を辿ってて、普通の主婦では全然なかった!


自分のソーラーリターン前に現れ影響を与えてくる獅子座の彼女の人生から、どんなヒントやメッセージが読み取れるんだろうか?


「ジュリア・チャイルド ホロスコープ」で検索したら、ディセンダントに木星が乗っかっていて、パートナー運に恵まれた例として紹介されていた。

さらに見てみると、射手座にはゼウス(木星)のパートナー、ヘラに結びつけ結婚を象徴するジュノーもある。


で、以下はすべて映画からの解釈なのだけど...


ジュリアの夫ポールは、映画の中ではゼウスみたいな浮気者とかではなかったと思うのだが、ジュリアが40歳を過ぎていても結婚しなおかつラブラブ(死語?)な様子は、ある意味木星/射手座的であるかもしれない。

世界各地を周り、思想家的哲学者的な面もあり芸術や美食にも関心があるところも射手座っぽい。


で、ジュリアの太陽は4ハウス、晩婚ながら、妻という立場や家庭という居場所や基盤を得て輝く。あるいは、人生ここから始まる。

ICのサビアンは「ベストを着ていない聖歌隊」。仲間たちと、やれバレンタインだの誕生日だの、食卓を囲んでパーティーをするのが楽しみ。

ただし、太陽は目指す方向性でもある。結婚してからも、食べることは大好きでも家で料理はしていなかったようで、パリにて一念発起、料理を習うことに。

でもその場所が「ル・コルドン・ブルー」であったり、初心者向けでは物足りずに、シェフ向けコースを受講したり、というのは王道を行きたい獅子座なのだろうか。

それとも乙女座水星/金星の完璧主義?きっちり習うこと(双子座土星)と理想を高く求め続けること(射手座木星)の両方を満たすため、玉ねぎのみじん切りをひたすら家で練習してみたり、プロになるつもりではないのにディプロマを取得しようとしたり...

乙女座には火星もあるから、情熱をかけてそれに取り組む


キロンも入れたグランドクロス、そしてキロンと5ハウスの月のインコンジャンクトは、子供を持てなかったことの寂しさかなぁ。

愛おしそうな目で小さな子を見つめたり、彼女よりも遅く結婚した妹が子供を授かったことを知り涙するジュリア。

それを優しく受け止めるポールは、偉大かつ理想的な旦那さまなんだけど、ジュリアの無邪気さと明るさに救われていたのもほんとうなんだろう。


太陽獅子座だけど、乙女座強め、

そんなところも、私がお手本としたい部分かも。



「ブォーナッペティ」