単利と複利どう違う??金融リテラシーを上げていこう
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
今回は単利と複利がどう違うのか説明していきます。
構成としては、単利と複利の違いとどういう金融商品があるのかその他にも日本以外のアジアなどの海外はどうなのかについても説明していく予定です。
単利と複利それぞれの違い
よく単利と複利の違いって違うのはわかるけど単利と複利ってどう違うのか説明していきたいと思います。
単利と複利がどう違うのかというと結論、お金の増え方が違うことです。
単利は運用した元本に対して利子がつくことで、複利は元本と利息両方に利子が付くことです。
それでは例題にそって説明していきます。
単利と複利のそれぞれの例題
単利と複利ってどう違っていくのか例題を通じて説明していきます。
例題は積立投資で説明していきます。
例題として60万円で投資し、利回りが5%でした。
単利の場合1年目は3万円の利子が付き、2年目も毎年の積立額に利子が付く形なので、
2年目も3万円の利子がつくこととなるため、
それに対して複利は1年目は単利と同じで3万円円ですが、2年目から数字が変わってきます。
2年目は元本60万円と利息3万円に利子が付くようになりますので、6万1500円の利子が付きます。
これが積立投資であればどうなのかというと、単利は元本に対して利子が付くものですが、複利は元本も増えていくと同時に利子も増えます。
単利は元本に利子が付くことになりますので2年目も3万円ですが、複利で積み立てていくのであれば、先ほどの例題であれば、9万1500円も利子が付くため単利よりも増えます。
複利の金融商品とは??
複利の金融商品は、日本であればiDeCoやつみたてNISAそしてNISAといったものが代表的です。iDeCoやNISAそしてつみたてNISAであれば、分配金を再投資する投資信託を選ぶとよいでしょう。
海外であれば、オフショア投資(海外積立投資やオフショア生命保険など)が一番代表的で、その他にも海外の定期預金なども複利となっています。
オフショア投資に関しては、初心者であればITA(インベスターズトラスト社)のS&P500INDEXやBMI(ベストメリディアンインシュランス社)のホライズン保険といったインデックス投資で行けるものも比較すると良いかもしれませんね。
年齢が若い人であれば、BMI社をお薦めしますが、もう少し掛け金を出す余力があるのであればインベスターズトラスト社のS&P500INDEXでも良いでしょう。
日本以外の国々は??
日本以外の国々の金融商品は外国株式などの金融商品は基本複利での投資となります。
このように諸外国に関しては、ほとんどの国が複利を採用しており、更に金利も7%が当たり前といったことが起こっています。
まさに「日本の常識、世界の非常識」と言ったところですね。
まとめ
単利と複利の違いは、お金の増え方が違うことで、単利は運用した元本に対して利子がつくことで、複利は元本と利息両方に利子が付くことをいいます。
これから投資をするのであれば、どれがいいのかというと正直のところ回答は出せません。
理由は投資をするということは生活資金からするのがベストなので、どれだけ投資をすればいいのか収入と支出から投資に使えるお金を割り出してからどのくらい資金を出せるかで決まります。
まずは家計簿をつけて、出た収支の合計が余力資金になりますので、よく考えて投資すると良いでしょう。