KD ブラスター & イジェクト レビュー 2022.08.06 08:11 今回のレビューは、トランスフォーマー キングダム より、“KDー21 オートボット ブラスター & イジェクト” です。 オートボットの “通信員 ブラスター” が、部下のカセットボット、“監視員 イジェクト” とセットでキングダムに登場。 日本におけるキングダムの一般販売最終アイテム(たぶん)として発売されました。 ブラスター・・というよりはやはり日本名のブロードキャストと呼びたいので、以降、本文ではそちらで通させてもらいますが。 いやはや、待ちに待ったという感じですね。 キングダムでリメイクされるらしい、という噂はけっこう前から聞いていたのですが、なかなか具体的な情報がなく、これはもう次期シリーズのレガシーに持ち越しなのか? と思いきや、最後の最後にぶっ込んできましたね。 というか、キングダムからレガシーへの流れはどういう理由かかなりグダグダでしたよね。 このブロードキャストと、日本ではモール限定ですが同時発売されたコアクラスのホットロッドもとくに事前のアナウンスもないまま商品画像がリークされた、というような状況だったかと。 海外ではレガシーのWAVE1でもこの2アイテムは再アソートというかたちで組み込まれているようで、というかメインビジュアルにも二人とも描かれていますし、ひょっとしたら日本ではレガシー枠で発売されるんじゃないかとも思ったんですが。 ただ、日本ではレガシーの第1弾と同時発売。なんともバタついている印象です。 ともあれ、待望の正統派リメイクのブロードキャスト。嬉しい限りです。 同じカセット枠(?)のサウンドウェーブと較べるとどうしても後回しにされてしまうことが多い印象ですが、まぁそれは仕方ないですかね。 一応公式にもライバル関係ではありますが、相手はデ軍最古参でしかも情報参謀という地位で実質的なナンバー3。 対するブロキャは途中参加の一通信員ですからね。 もちろんこれまでにも何度かリメイク機会があったものの、サウンドウェーブのリデコで済まれていたことが多かった気がします。 レジェンズ(タイタンズリターン)では珍しく立場逆転しましたが、リーダークラスにだったためにほかのキャラと並べるとでか過ぎて微妙だったり・・ 数年前にはモール限定でマスターピース カセットボット VS カセットロンが発売され、そこでスチールジョー型のナイトストーカーが新規造形されたこともあって、はや、マスターピース ブロードキャスト発売か? と色めき立ったものの、その後一切動きなし・・ 今からでもいいから、お願いしますよ、タカトミさん。 スカイファイアーより優先順位高いと思うんだけども。 僕の一番好きなトランスフォーマーキャラはサウンドウェーブなんですが、当然そのライバルのブロードキャストも好き・・というか、ガジェット系に変形するキャラはだいたい好きなんですけどね。 最近だとリフレクターやパーセプターなど、およそ同じサイズ感で並べることができるようになって非常に嬉しいです。 今回のブロードキャストは最初からイジェクトがセットで付属するのも好印象。 それでは、レビューしていきます。 ちょいちょい忘れるけど、イーホビーから発売しているアクリルスタンドと一緒にオリジナルトイのパッケージラストイメージのポーズで撮るシリーズ。 今回はサウンドウェーブと並べて。 カードも発売されているのでそれも一緒に。 しかし、カードはキャラのチョイスがどんどんマニアックになっていくなぁ・・ブラスターロボットモード 初代アニメ、“戦え! 超ロボット生命体 トランスフォーマー” の第2シーズンから登場した通信員、ブロードキャスト。 役割的に重宝されたのか、初期メインバーの大半が戦死したザ・ムービーを生き残り、その後2010、そしてヘッドマスターズまで(早い段階でツインキャストに新生)活躍した息の長いキャラクターです。 ライバルのサウンドウェーブとはここ数年リメイクでも流用したりされたりする関係でしたが、今回晴れて完全新規でのリメイクとなりました。 いやぁ、ブロードキャストですね。 オリジナルの箱ロボ感はそのままに、ほかのWFC系同様に適度なアレンジ、ディティールアップが施されています。 プロポーションはオリジナルトイと較べてもさほど大きく変わらず、各部のバランスが整えられた程度という感じです。 つまるところ、オリジナルトイがけっこういいスタイルということなんですよね。 顔付きはアニメ版のデザインがベースではありますが、少し年齢(?)を重ねた感じですかね。 難波さんが越を当てるには少し渋い感じになっちゃったかな? 表情も、あの陽気なキャラとはちょっとイメージが違う・ 胸部のカセットホルダーはクリアパーツに塗装で再現。 オリジナルトイではウインドウ部分だけクリアパーツが裏打ちされていましたけどね。 オリジナルトイ同様、ホルダーの下にあるスイッチを押すとホルダーが開くギミックがあるのですが、すでにこの位置からスプリングが見えてしまっていますが・・ あと、各スイッチには小さいですが向かって左から再生、巻き戻し、早送り、停止の記号がモールドされているなど、細かいこだわりには思わずニヤニヤしてしまいます。 しかし、スイッチ4つは一体成型になっていて、全部を一緒に押すかたちになるのと、押す方向も下向きではなく後ろ向きなのはちょっと残念。 なお、そのそれらスイッチを押すシーンの再現のため、右手の拳のみ、人差し指を少し伸ばした状態で造形されています。 サウンドウェーブとは逆ですね。変形都合で肘が2箇所可動するようになっているので、組み合わせることでスイッチにかなり近い位置に指を持っていくことができます。 当然、付属のイジェクトをカセットモードに変形させてホルダーに収納することが可能です。 敵方のカセットロンもサイズは共通なので、同様に収納することができます。 背面。 前面と違って胴体部分に塗装がないため少し地味ではありますが、説得力のあるディティールが施されています。 前腕の内側のみ空間が目立つ感じですが。 脛裏には若干アレンジされた変形の影響がモロに出ていますが、これを弊害ととるか新解釈ととるかは意見の分かれるとことかもしれません。 個人的にはありだと思います。おかげでしっかり密度感もありますし。 スタンド対応穴はスカート状になっているパーツの開いた場所にあります。付属武器エレクトロスクランブラーガン オリジナルに近いデザインが再現されています。 銃口および上部のセンサーは5㎜軸になっているため拡張性はありますがエフェクトパーツは取り付けられません。 側面にも5㎜穴があります。 非使用時は背面にマウント可能。 グリップに空いているダボ穴に背中側のジョイントをはめ込む仕様です。 向きは固定。 背面には5㎜穴も多数あるので、グリップ部をはめることでのマウンドも可能。デバイスモード ステレオラジオカセットレコーダーにトランスフォーム。 今どきカセット機能付き。オリジナルに忠実で嬉しいですね。 もちろん基本的なデザインもオリジナルを踏襲。 しかし前面にボリュームつまみなどいろいろとディティールが追加され、情報量がグッと増しています。 変形も、やはりオリジナルトイをベースとしながら細かいステップが増えており、単調なものにはなっていません。 脚部のスピーカー部分を引っ繰り返すところも楽しいですね。 デバイスモードでは側面に来る部分です。 また、下半身の180度回転などはWFC サウンドウェーブでも取り入れられていましたね。 ただ一点、脚部を折り曲げて固定する際に、脚側のパーツと腰部のパーツが干渉しがちです。 何度か往復変形させているうちにコツは掴めましたが。 もちろん、という当然この形態でもホルダーは開閉し、カセットの収納が可能。 持ち手部分は変形の都合もあって前後にスイングできます。 裏面は前面ほどの一体感はなく、まぁ裏側だな、という感じ。 脇の隙間が隠せてればなぁ・・ 武器はロボットモード時と同じ位置に取り付けておけます。 この位置に取り付けてアンテナっぽく見せるのもいいかも。イジェクトロボットモード ブロードキャストの部下のカセットボットの一人。同型にメインカラーが黒のリワインドがいます。 カセットロンのフレンジー、ランブルのライバルポジションではありますが、カセットボット自体の登場が2010からということもあって、どうしてもカセットロンよりは影が薄いですね。 そもそもブロードキャストのお供というのであればスチールジョーのほうがイメージしやすいですし、なんならイジェクトよりはリワインドのほうがまだ露出が高かった気がします。 では、なぜ今回はイジェクトだったのか? おそらくの話ですが、レガシーの共通仕様にかかわることなのかな、と思っています。 レガシーでは、エナジョン(日本的にいうとエネルゴン)ウエポンというクリアパーツ製の武器パーツが各キャラに付属しているようなのですが、今のところオートボット勢に付属のものについてはだいたいクリアブルー成型なのです。 で、先にも言ったようにブロードキャストはレガシーWAVE1でも再アソートされているので、エナジョンウエポンに相当するものとしてメインカラーが青いイジェクトが選ばれたのかな、と。 だって・・それ以外にクリアカラーでリメイクする意味というか、必要ないですからね。 とまぁそんなわけで(?)、胴体、両腕、両脚(脛)がクリアパーツになっています。 強度的に不安がないわけではないですが、クリアパーツ自体にそこまで負荷がかかる感じではないので、まぁ、しばらくは大丈夫かな。 プロポーションに関してはアニメ版のスマートさはないですが、オリジナルトイの雰囲気には近いので個人的にはあまり気になりません。 そう思うとランブル型は・・ ただ、これは同考えても構造的におかしい気がするのですが、股関節の可動軸が半分ほど見えちゃってますよね。 それから、後ろ側のグレーのパーツ、本当ならフラットになるはずなんでしょうが、わずかに後ろ向きに反っています。 おそらく、本来は前面のクリアパーツ側にもう少し股関節軸がはまる設計だったんではないでしょうか。 でもその通り作ったら、クリアパーツが割れたのかな? で、仕方ないからクリアパーツの厚みをほんの少し増やしたとか、そんな気がするんだけど・・ あくまで想像ですけどね。 あと、ランブル型とも共通するところですが、やっぱり武器がないのがなぁ・・デバイスモード カセットテープにトランスフォーム。 こちらも変形は基本的にオリジナルトイを踏襲しています。 しかし、裏面は本当にただの裏側で、オリジナルのようなカセットらしいマーキングなどはなし。 また、今回はカセットロンとは違って純粋なカセット(?)でしかないらしく、展開式の5㎜軸もなく、ブロードキャスト本体に取り付けるようなことも基本的にはできません。 リール部分は5㎜穴になっているので、まったく拡張性がないわけではないのですが。比較画像 まずブロードキャスト。 オリジナルトイと。ロボットモードで。 こちら、当時品です。 オリジナルはミクロマンのラジカセロボの流用で、本物のラジオ機能が省かれたものでした。 ブロードキャストのみでの発売で、お供のカセットボットは当時付いてなかったんですよね。 箱ロボの極みというようなプロポーションですが、全体のバランスはわりとよく、今見てもなかなかよいスタイル。 今回のKD版はサイズこそかなり小さくなりましたが、基本デザインはそのまままに各部をディティールアップ。過度なアレンジはなく、理想的なリメイクだと思います。 デバイスモードでも。 ザ・ラジカセという感じのオリジナルと、それを基に小型化、多機能化した最新型という感じのKD版。 実際のガジェットの進化を感じさせるようなアレンジだと思います。 レジェンズ版と。ロボットモードで。 海外ではタイタンズリターンとして発売されたブロードキャスト。ヘッドマスター仕様でリーダークラスと、なかなか特殊な存在です。 でかいのはもちろんことかなりゴツイくてちょっとイメージと違うんだなぁ・・ あと本体のでかさのわりに武器が小さい。 デバイスモードでも。 こちらでもレジェンズ版はアレンジ強め。 スーピーカー部分かなり大きく、横長のデザインになっています。 ここからさらに基地モードにも変形可能と、ギミックとしては面白いんですけどね。 逆にそのギミックのせいで、ブロードキャストっぽいナニモノか、という感じもあるんだなぁ。 そのへん、レジェンズの設定もややこしいから。 WFC版サウンドウェーブと。ロボットモードで。 なぜかネトフリ版として発売された、いわゆるアースモードのサウンドウェーブ。 レガシーでもサウンドウェーブが再アソートされると聞いて、こちらのバージョンの事実上の再販が期待されていたのですが、実際はシージ版のウェザリングなしでしたね。 カセットロンも再販されない感じだし・・ ともあれ、ようやく共通フォーマットでライバルが並び立つことができました。 感無量です。 ブロードキャストのほうが頭半個分ほど背が高いですが、そこはオリジナルトイでのサイズ感が少し意識されたのかな? 総合的なボリュームはほぼ一緒です。 なお、サウンドウェーブはあくまでシージ版のリデコなので、オリジナルのリメイクとしてはほんのわずか、気になる点もないではないのですが、ブロードキャストはさすが完全新規、そういう引っかかりもないですね。 関節部分などはひょっとしたらサウンドウェーブからパーツが流用されるんじゃないかとも思ったんですが、それもなかったですね。 デバイスモードでも。 この画だけでも満足感が高いです。 WFC サウンドウェーブ レビュー 続いてイジェクト。 オリジナルトイと。ロボットモードで。 こちらはアンコール版カセット大作戦Vol.1にセットされていたイジェクトですが、KD版はかなり近い雰囲気になっていると思います。 やはり武器がないのだけが残念・・ デバイスモードでも。 オリジナルは当然カセットテープ変形。 欠けている部分なくしっかり四角になるのはやはりオリジナルか。 裏面も。 オリジナルはマーキング効果でもはや完全にカセット。 KD版の裏側はリールのディティールもないしなぁ・・ レジェンズ版・・といっても、レジェンズ版はイジェクトは発売さえていなので、同型のリワインドと。ロボットモードで。 LG版は単体レジェンドクラス(ヘッドマスター同梱)ということもあり、サイズやデザイン、可動性で較べるのはKD版には酷というもの。 デバイスモードでも。 レジェンズ版は時代を反映してか、スマホっぽいモバイルデバイスに変形。 ここからさらに戦車にも変形するトリプルチェンジャーになっていたりと、LGカセット枠は全体的にギミックにこだわった仕様になっていますね。 シージ版ランブルと。ロボットモードで。 アニメデザインにはあまり似ていないけどトイデザインにはかなり近いイジェクトに対して、アニメにもといにも似ないで随分ずんぐりしてしまったランブル型・・まぁ可愛いけどね。 そしてともに武器がない・・ デバイスモードでも。 とりあえずカセット型だけど、カセットっぽいディティールやマーキングはないのは同じ。 裏返すと、ランブルは顔丸出し。※ランブルについては以下のレビューをご参考に。 SG サウンドウェーブ & カセットロン レビュー 今回のコンビ。ロボットモードで。 胸部ホルダーへの収納ギミックもあるので、けっこうなサイズ差になっています。 デバイスモードでも。 ブロキャがここまでしっかりラジカセなんだし、イジェクトももっとカセット感欲しかったかな? サイズ比較。 実はかなりでかいブロードキャスト。 そして横に並んだ司令官の脚の長さと腕の短さが目立つ・・以下、画像 まずブロードキャスト単体で。 可動は標準的。 足首はけっこう大胆にスイングできるので、大きく脚を開いた状態でも安定して自立できます。 また、腕部は変形都合で肘で二方向に曲げられるので微妙なニュアンスを出せるほか、伸ばした右人差し指もいろいろと想像が膨らむ要素です。 これは、たぶんサウンドウェーブになんか言われてぶちキレてるとこと。 スタンドを使って。 銃撃戦よりも直接殴り合う肉弾戦のイメージが強いですけどね、ブロキャ。 まぁ、先ほどの通りコンボイにも匹敵するけっこうな体格ですし、ガチでやり合うと強いというのも納得できなくはない。 立て膝も問題なし。 寝かしているほうの爪先を収納すれば安定します。 我慢できずにイジェクトが出てきましたね。なんか小動物っぽい(笑)。 というわけで、続いてイジェクト単体。 前腕外側に5㎜穴があるので上司の武器も装備可能。 可動性はランブル型以上で、膝だけなく肘も曲げられるようになっています。 エナジョンウエポン装備で。 スキッズの斧とバルクヘッドのガトリング砲を装備。 成型色も共通なのでぴったりです。 ブロードキャスト、基地モード! レジェンズ版を参考にオレ変形させてみました。 わりとまとまってる。ブ「おまえたち、さすがに自由過ぎるぞ! 統一感のない部下たちをしかるリーダー。 最悪アムホーンはこれでもいいけど、せめて同型のリワインドとスチールジョーはリメイクして欲しいなぁ。 今のとこまったくそんな気配ないけど・・ ブロードキャストブルースより、スパイクたちと行ったコンサート基地に中継するも、マイスター以外から大不評。 コ「うるさいぞブロードキャスト!マ「え? イイじゃないですか。思わず身体が動いちゃいませんか? サイバトロンでは珍しい音楽好き3人。 トラックスはべつにそうでもなかったかもしれない・・ でも、せっかくだからスリーピースバンド結成。ブ「この日が来るのをどんなに待ち望んだか! このサウンドシステムの面汚しがっ!サ「口先だけの、イカレサウンドがっ! 喧嘩するほど仲がいいということもあるけど、この二人に関しては本気で仲が悪いですよね。 いつもは比較的冷静な音波さんも暴言がすごいです。 とはいえわりとシュールな対決を繰り広げていた二人。 しかし、ヘッドマスターズ第2話ではそれまでの叩きが嘘のようなまさに死闘を演じ、結果相打ちとなって二人ともに死亡するという・・ でも第3話すぐに復活。 ブロードキャストはツインキャストに、サウンドウェーブはサウンドブラスターにそれぞれパワーアップしました。サ「フッフッフ。一足先にパワーアップしてやったぞ。これで死ぬのはおまえ一人だ! ヘッドマスターズは日本オリジナルでストーリーになっているので、二人のパワーアップも日本独自の展開だったはず。 ネトフリで配信されたウォーフォーサイバトロン アースライズにはサウンドブラスターが登場しましたが、サウンドウェーブのクローン(失敗作)という設定でした。 ツインキャストは、ヘッドマスターズ以外の作品には登場していない気がしますが、レガシーで発売されるという噂があります。 どういう設定になるんだろうか? そもそもブロードキャストからのツインキャストなので、海外名のブラスターとはなんの繋がりもない名前になってしまっているんですが・・(むしろサウンドブラスターに名前持っていかれてる) ガジェット系も増えてきたなぁ。 ただ置いておくだけでニヤニヤが止まりません。 サイバトロン赤組、集合! いや、赤いにもほどがある!(笑) 血の気が多いメンバー多過ぎやろ・・ 早くここにチャージャーとギアーズ、パワーグライドも並べたい。 以上、“KD ブラスター & イジェクト” でした。待ちに待った瀬藤はリメイクのブラスター・・いや、ブロードキャスト。 ロボットモード、ラジカセモードともにオリジナルの雰囲気を強く残しながら適度に現代ふうにアレンジされたプロポーションとフォルムはまさに理想的なリメイク。 ファンの期待に十二分に応える仕上がりになってくれたと思います。 昨今のパターンだとサウンドウェーブのリデコ・・よくてパーシャルで済まされそうなところを、完全新規でやってくれたことには感謝しかありません。 でもね。それで終わりではないんですよ、残念ながら。 やはり部下のカセットボットも揃ってこそなのです。 カセットロンはかなり充実している(フレンジーが日本で発売されてないのがとにかく痛いけど・・)んだから、カセットボットもとなるのは人の性。 そういう意味では、ブロードキャストのリメイクはまだ不完全と言わざるを得ないかもしれない。 ツインキャスト発売の噂もあるので、そうなるとリワインドがセットされるような気がしますが、ならばコアクラス枠でスチールジョーとアムホーン(ラムホーン)をどうにか・・ ただ、レガシーでコアクラスとなると、日本では発売されない可能性が高いですよね。 まぁ、この件に関してはまたレガシーのなにがしかのレビューのときにじっくり書きたい(勘弁してくれ、という声は聞こえないふりをします)と思っていますので・・うん。今回はやめましょう。 とにかくブロードキャストことブラスタ-、待たされた甲斐はありました。 個人的にはキングダムでも最高峰の出来だと思います。 いつも通り細かいことをいくつか言いましたけども、それもあえての粗探しに近いレベルなので、気にならない人はまたっく気にならないと思います。 僕自身、そこまで気にしているわけではないし。 キングダムの有終の美を飾ってくれたのではないでしょうか。 まぁ、シリーズのテーマみたいなものにはまったく関係のないキャラでしたけどね(笑)。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。