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pitter patter photoworks

日常写真を撮りたいと思ったのは

2022.09.12 00:12

こんにちは、フォトグラファーのふかいしづこです。

出産から約1ヶ月経ちました。

第3子の育児は夫と上2人の協力もあり穏やかに日々過ごしています。


…いや、やっぱりドタバタしている!

4歳の長女は産まれる前から楽しみにしてくれていたので張り切って赤ちゃんを抱っこしてくれます。ああ、座って抱っこして…あ、運べるの?すごいねドキドキ

2歳の長男はありがたいことに次男に対して拒絶はせず、なんなら寝ていても構い倒して起こしてくれます。

寝かせてやって〜〜〜〜〜〜(笑)


と、最近はますます日が経つのが早く感じられます。

最後の新生児との生活を噛み締めつつ、今回は私がなぜ日常写真の出張撮影を始めたのか文章にしてみたいと思います。

(ごめんなさいとても長くなりました!お時間のある時にでも読んでもらえたら嬉しいです)

日常撮影を始めたきっかけは「母子の写真がない!」です。

子どもが産まれてから家族のアルバムを作る時に「あれ?父子家庭かな?」と思うほど私と子どもが写った写真が少ない!となったこと。そして友人たちと話しても共通して母子の写真がなかったからでした。

ちなみにプロフィールで使っている長男との写真は友人が撮ってくれたものです。


知りませんでした。夫は子どもの写真は撮れど私と子どもの写真はほぼ撮らない。

これは本当に気がつかないだけで言えば撮ってくれます。

が、私が欲しいのは目線の写真だけではない…

そして撮ったとしても何だこれ写真が多い!(笑)


自然な、例えばオムツを替えているところだとか服を着せているところだとか。

意識がカメラではなくて子どもに向かっているその瞬間を客観的に見たかった。

そもそも私は写真は撮って当たり前だと思っていました。

これはカメラを仕事にしているからでは無くて私の両親、特に父親が写真を撮る人だったからです。

実家には100冊を超えるアルバムが置いてあります。

これが普通だと思っていたんです。


でも、夫の実家に結婚式のmovieで使う写真を借りに行った際、写真の棚を見て驚きました。

「あれ?1歳とか、年中さんとか、年代別に全部1冊にまとまっている…!」

この時に実家のアルバムはめちゃくちゃに多いんだなと初めて気付きました。

あ、多いから良いとか少ないから良くないとかではないです!

夫の実家で見せてもらったアルバムは私の実家より量は少なくても、愛が詰まった見応えのあるものでした。


昔はフィルムカメラだけでしたよね。

36枚撮りのフィルムは1枚1枚丁寧に、ここぞという時にシャッターを切ったのではないかと思います。

そして夫の実家のアルバムにはお義母さんが写った写真もいっぱいありました。

思春期の頃、家にあるアルバムを見て思うのは

「私と一緒に写っているお父さんもお母さんも楽しそう。」でした。

自分自身より両親や兄弟の方に目が向きました。

父は特別カメラが得意・好きというわけではありません。

ピンボケやブレも多く上手というわけでもありません。


でも私は父の残す日常の写真がとても好きです。

こんなの撮ってるの?という目線。母に言わせればマメ。

お子さまの写真は親御さんの撮るものが最高にかわいいと思います。

なので私が+αで残せるのは将来子どもと親御さんとが一緒に見て笑いあえる写真です。


ギャン泣きしている新生児の私と真顔でオムツを替えている母

ソフトクリームで口周りがべったりになっている弟とそれを見て「あちゃー」という顔をしている父

7人家族の食卓真っ只中、テーブルの真ん中に鎮座する妹


今アルバムは手元にないけれどこれだけエピソードを思い出せてしまう。

そんな写真をご家族と一緒に残せたらとても幸せなんじゃないかと思うのです。



ああ、こんなに長くなるとは思いませんでした…!

ここまで読んでくださりありがとうございます。

ちゃんと文章にするとスッキリしますね。


私が撮りたいのは家族で笑い合える写真なんだな〜。

そんな写真が残せるように頑張ります。


追伸

背中を押してくれた友人達にも感謝しています

友人の親子写真を撮った時と同じ気持ちでこれからも撮り続けられたら幸せです