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アトリエ月花

アトリエ月花で使っている「細川紙」

2015.12.07 13:03

こんばんは、アトリエ月花 代表 あそうゆみこ です。

本日は、レッスンで使用する「細川紙」の仕入れに、埼玉県比企郡ときがわ町まで行ってまいりました。

私が使っている「細川紙」は、

で作られているものです。

細川紙は、昭和53年に国の重要無形文化財に指定され、原料は国産楮100%、伝統的な製法で作るなど決められています。また、細川紙は、とても丈夫な和紙であることから、商売人が使う台帳などに使用されていたそうです。

昨年、島根県の「石州和紙」、岐阜県の「本美濃和紙」、そして埼玉県の「細川紙」がユネスコの無形文化遺産として登録されました。

私は、ソラフラワーを始めた頃から、展示会などで和紙をお花にしているものを見かけ「いつかは自分でも作ってみたいな」と思っていました。埼玉県にも「小川和紙」というものがあることは知っていたので、色々と調べているうちに、「細川紙」の存在を知り、それが世界遺産となったことで、「本格的に作ってみたい」と思うようになりました。

「細川紙」を仕入れるには、ネットなどで紙問屋などから仕入れる方法ももちろんありますし、それが一番容易な方法であると思います。ですが、せっかく埼玉に住んでいるのですから、実際和紙を作っているところへ行ってみようと思い、埼玉県のご担当者の方を通じて、ご紹介いただきました。

ご紹介いただき、こちらの工房とご縁ご縁があり、今回も仕入れさせていただきましたが、この工房のある、ときがわ町は、山間の静かな町です。工房は、以前は小学校だったた建物を移築したものだそうで、木造づくりの少し煤けている風合いも本当に時間の流れをゆっくりと感じることができました。

「細川紙」の作られる時期は、10月~3月だそうです。まさに今頃は忙しい時期と言えるかと思いました。

そんな中、「細川紙」の説明を色々してくださって、本当にありがとうございました。



↑が「細川紙」と「小川和紙」と「細川紙」の原料である楮で、いただいてきました。

レッスンでは、「細川紙」の製法などもお伝えしつつお花作りを楽しんでいただけたらと思っておりますので、是非レッスンにお越しくださいね。

↑の左が「細川紙」、右が「小川和紙」です。

どうですか?素敵な風合いだと思いませんか?