『美・歩行』のためには?
こんばんは。小城です。
私が現在、滞在中の南国宮崎も
朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりました。
前回までは美姿勢の座位(座っている状態の姿勢)について
詳しくお話させていただきました。
実践されたでしょうか?
今回は、美・歩行(美しい歩き方)について
お話をさせていただこうと思っております。
最初にこちらの動画に目を通してみてください。
いかがですか?
周りの人を惹きつける力を感じるのではないでしょうか?
彼女たちの職業はあくまでもモデル
カラダを美しく見せるプロフェッショナル
言ってしまえば、姿勢、ウォーキングのプロです。
いいなぁ…カッコイイ!と思っても
自分には…という方が多いのではないでしょうか?
この機会に楽しく学んで、美しく歩いてみませんか?
正しい姿勢での歩き方をマスターすると体の負担も減り
疲れにくくなり、体の歪みも矯正されたり印象もよくなります。
最初にしていただくのは普段履かれている靴底のチェック!
靴底がいつもどのように減っているかをチェックして
自分の歩き方のクセを認識しましょう。
(ヒール等ではなく、スニーカー等で確認してくださいね!)
①かかとの外側ばかり減る場合
かかとの外側ばかり減るということは、重心が外側にずれ
着地が正しく行われていない証拠です。
重心が外側に行くと、O脚の原因になります。
脚全体、特に内側を意識して、まっすぐ着地するよう心がけましょう。
②左右差がある場合
身体の重心が左右どちらかに傾き、足にかかる負担が異なるために
左右に差が生じています。このタイプの方は、左右の脚の長さが異なったり
骨盤や方の高さがことなったりしやすい状態です。
基本姿勢をマスターすることで、均等な重心へとシフトすることができます。
詳しくは『美姿勢』への過程でご確認ください。
③靴裏の中心部ばかりの減りが激しい場合
かかとはあまり減らず、中心が減っている場合は
歩くときに足首を使えていないケースです。
足首が固いと、正しい歩き方の基本である
かかとからの着地ができません。
その結果、転倒しやすかったり、むくみを生じやすくなります。
特にこのタイプの方は、歩き時に「ベタッ、ベタッ」
と足音を立てる歩き方が多いのも特徴です。
足裏をしっかり使うと、こういった音も軽減されます。
④つま先がほとんど減っていない場合
つま先がほとんど減っていない場合、歩く時、後ろ脚で
身体を押し出す動作が十分に行われていない傾向があります。
後ろ脚を使わないと、常にひざが曲がっている状態になり
印象のよい歩き方とは言い難い見た目となります。
⑤かかとだけが減っている場合
脚を引きずって歩いている人に多く見られるケースです。
かかとから着地せず、足を引きずって歩いているため
常に膝が曲がっている状態になっています。
この場合、きちんと膝を伸ばしてあることを意識しましょう。
正しい歩き方をすると
・両足が均等に擦り減っている。
・かかとのすり減りが、端の方だけでなく、全体に広がるようになっている。
・つま先とかかとだけでなく、足裏の中心部分もすり減っている。
・つま先部分のすり減りが親指と人差し指のあたりに位置している。
自分のカラダの歪みを受け止めてくれる靴底を
見てみると、自分のクセが分かるのではないでしょうか?
さて、次に今回の本題である歩き方に移ります。
ポイントは、4つです。
①かかかとで着地する
正しい歩き方をするうえで一番大切なのが
かかとから着地するということです。
正しい歩き方でまず気を付けたいのが
足裏全体を使って歩くということです。
まず、かかとから着地しないと、足裏全体を使うことはできません。
必ずかかとから着地するようにしましょう。
かかとから着地すると、自然に背筋が伸びます。
正しい姿勢をキープするようにすると美しい歩き方にぐんと近づきます。
またかかとからの着地によって、足の親指も自然と前に出るようになるので
ひざも伸ばすようになります。すると、ガニ股、内股の矯正にもなり
歪みの矯正にもなり、さらに正しい姿勢へと導かれます。
②足の親指で蹴って歩く
歩く時、片足で着地する時に、もっとも負担が足裏にかかります。
その負担をうまく足裏全体で吸収できれば、
足の疲れ具合も大きく変わってきます。
足裏全体を使うには、まずかかとから着地して
徐々に重心を足裏の真ん中から
足の親指と人差し指の間へ移動させ
最後に地面をけり上げるという動作を行う必要があります。
でも、実際、そんな細かいことまで意識できないので
守っていただきたいのが、地面を足の親指で蹴るようにして歩くということです。
これを意識するだけでも、足裏全体を使うことができます。
かかとから着地して、親指で蹴って歩く。
そのイメージで歩きましょう。
③重心移動は「かかと」から「つま先」へが基本
足裏全体を使って歩くには
重心はかかとからつま先へ移動させるのが基本となります。
かかとから着地して、親指で蹴り出すというのが
うまくいかない場合、重心がうまく移せていない場合があります。
重心について少し詳しく説明します。
まず、静止している状態では、両足裏に均等に体重がのっています。
そして、一歩踏み出した時、かかとから着地しますが
着地した時は、踏み出した足とまだ動かしていない足の両方に重心があります。
前の脚にだけ重心がある方は、前のめりになっているので
重心をもう少し後ろへも残すようにしましょう。
次に、踏み出した足に重心を移動させます。
この時は、前足はかかと、後ろ足は次第につま先部分に重心が乗り
足の親指と人差し指の間を体重が受けていくイメージで重心を移動させます。
この時、バランスが悪いと、前のめりになったり
後ろにふんぞり返ってしまうので注意が必要です。
次に後ろの脚を踏み出す動作ですが、前足裏に重心が移っている状態です。
そして最後に、後ろ足を前に踏み出して、かかとから着地します。
④歩幅は自分の肩幅程度が最適
歩幅は基本的には自分の肩幅程度またはそれより
少し大きいくらいが最適です。女性なら60cm位(男性なら70cmくらい)
を目安にしましょう。あまり大きすぎると、ひざが曲がったり
重心がうまく移せなかったりして、姿勢も前のめりになったり
正しい姿勢をキープできないので注意しましょう。
早歩きすると、姿勢は崩れやすく、重心の移動も難しくなります。
まずは正しい姿勢の歩き方を学ぶためにも、ゆっくりとしたスピードで始めましょう。
長年、同じ歩き方をされてきたと思いますので
すぐには矯正することは難しいですが
ちょっとした意識で変わってきます。
歩行時には少し気に留めてみてください。
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*本ブログは私の個人的な見解で書いております。
全米ストレングス & コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー
日本ウォーキングセラピスト協会認定ウォーキングアドバイザー
小城隼人