空の色と風の音

隣の神さま

2018.02.05 14:38

うちのスクールの入っているビルは、三階建てのマンション。二階と三階に住居、下に三店舗。真ん中がうちで、それぞれ左右に印刷屋さんと小料理屋の糸遊さんがある。


賃貸契約をしてまだ2週間足らず。


そうは思えないけど(笑)


昼間別の学校のレッスンがあるので、朝、校長の散歩の途中スクールに寄って仕事。

帰宅して仕事に向かい、帰宅して校長の散歩。

またそのままスクールへ。

作業は山ほどあるからついつい12時近くまてまいるんだけど、減るよね。お腹。


隣の糸遊ママからこの前の夜、これ牛丼だけど余ったから食べて!っとタッパもらう。

帰宅して開けると、牛丼ではなく、僕の大好きなお店の看板メニュー、肉どうふ!

まかない余ったから、みたいなノリで下さる心遣い。

綺麗に洗ってお菓子を詰めて返す。


今夜も残業。スクール内が出来上がってくると店頭のショップカードがどんどんなくなるから新しいもの作ったり、請求書、領収書、スクール会員証やスタンプカードなど、今日は紙モノをデザイン。




隣のお店のドアが開くたび、お客さんたちがうちをのぞいて声をかけてくれる。

校長もその度に嬉しそうに玄関に向かう。


11時過ぎにお店を閉めたママが来た。

これ、余っちゃったから…


それは、肉どうふと同じくらい僕が好きなママのからーーーいカレー。


受け取ると、一言、うちには何もいらないからね!こんどなんか持って来たらもう何も食べさせないよ!


神さまは隣のお店にいました。


そしてこんな時間まで仕事に付き合ってくれる神さまが足元にも。


明日もいい日でありますように。