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アトリエSHO彩

親子の時間

2018.02.06 03:56

月に1度、親子クラスを開講しています。今回はその体験会の様子です。

2歳、3歳、6歳のお子さんとそのお母さんたち。

寒波が来て、すごーーく寒かったけれど、モコモコしたあたたかそうな上着を着て、ニコニコしながらお越しくださいました。

「来てくれて、ありがとう。」

赤ちゃんとママプログラムをしたのは、2歳の女の子が、はじめての場所で安心して楽しんでもらうため。

黄色の食紅と青色の食紅を混ぜた時、こどもたちは目を大きく見開き、キラキラと輝かせて「みどりになったーー!」。偶然で意図しない絵具のにじみは、まるでこどもたちを表しているかのように、いろんな表情を見せてくれます。

色を囲んで、みんなでわいわいと「次はこれにしよー」と言って影響を受け合いながら進めていきました。

ひとつの場所に、たくさんの色を混ぜるお子さん、全体に満遍なく色を置いていくお子さん、お母さんたちも白地を活かしそれぞれの表現を楽しんでおられました。

ドライヤーで乾かすのも、こどもたちで行いました。やってみることって大事ですね。

みなさんの「色との出会い」の完成です。


↑2歳のお子さんの作品です。色がやわらかくじわーっと動いているように見えます。白の余白が、差し込んだ光のようで美しいですね。好きなところを自分で選びました。

↑お母さまの作品。まるで、一足早く春が来たようです。大きな赤の模様が手前に、遠くに青と緑の筆の跡が見えて不思議と空間が感じられます。春の空気を感じる作品です。

↑3歳のお子さんの作品。深く渋めの色合いですが、実は目には見えないたくさんの色が溶け合っています。日本画のような色彩と自分でラインを取ろうとして鉛筆の線が入っているところも意外なアクセントになっています。サインは、ちゃんと自分でしています。

↑6歳のお子さんの作品。大好きな紫を自分で作りました。対極にある緑や青の色みに、中央の明るく優しい赤とオレンジの点表現が効いていますね。

↑お母さまの作品。横にすると、空間の広がりも感じられてまた印象が変りますね。ゆらゆらと色が浮いていて、爽やかな風も感じられます。まるで色のカーテンです。


みなさま、素敵な作品をありがとうございます。

体験後、2歳のお子さんは、お父さんに、「ぬりぬりしたの」や「ブーンてしたの」とドライヤーで乾かしたことなども楽しそうに報告されたそうです。

また、3歳と6歳のお子さんは、集中されたのか夜は早くからぐっすりと眠ったのだそうです。


来月から、いろんな作品を制作していくのが楽しみですね。

ご参加ありがとうございました。