人はなぜ勉強するのか
生徒の一人が作文に書くとかなんとかで、「人はなぜ勉強するの?」と真面目に聞かれたので、真面目に答えていきたいと思います。
まず自分の結論から。
それは、自分と誰かをハッピーにするためです。詳しく説明していきましょう。
勉強することで得られるものが大きく分けて2つあります。1つは勉強の中身です。
言い方を変えれば、知識ってやつですね。これが後々の人生で大いに役にたちます。わかりやすいところで言えば、自分の進路を決める受験だって「知識が役に立つ場」ですね。
まだまだ現代の日本では自身の選択肢を広げる上で「勉強」って最善手だと思うんですよね。やりたいことが何もないって時は、「とりあえず勉強しとこう」が一番安心だと思うんです。
それに、知識ってつながって広がっていくんです。小学校や中学校で学ぶものって、他のいろんなものと繋がりやすい基礎基本が多いですから、そこで学んだことって大人になった時の学びを大いに助けるんですよね。
過去の自分の頑張りが、未来の自分を楽にさせる。ね、ハッピーに近付けるでしょう。
勉強することで得られるものの2つ目は、勉強する姿勢です。勉強が上手にできるようになるってことですね。
これって、個人的には知識よりも大事なものだと思っています。何をするでも、勉強って必要ですからね。
例えば、お店を持ちたい人。数多ある中から良い商品を選ぶのも、HPやSNS等を使って宣伝するのも、お客様との会話や接客にだって勉強が必要です。
スポーツ選手。トレーニングや食事のメニュー作り、結果を出すためには勉強が必要です。相手や自分自身の研究だって頭を使わないとできないでしょう。
YouTuber。動画のウケる企画作りや編集作業にだって、上手な語りにだって勉強が必要です。日々日々学ばないとパフォーマンスって上げていけないですもんね。
ほら結局、何をやるにも勉強は必要で、学生時代我々が必死になって学ぶのは、将来の学びの精度や効果を上げるためなのかもしれません。
それに、困難に出会うこととか、理不尽を知ることとか、矛盾とか葛藤とか工夫とか、生きていくと必ずぶち当たる壁や面白いことに勉強を通して早くに出会えるってのも魅力の一つなのかも。勉強で人生をちょこっとだけ知ることができるんですね。
月に行きたい。病気を治したい。大きな橋を架けたい。世界中とつながりたい。そんな夢物語に手を届かせたのは、いつだって誰かの学びの力だから。
我々は勉強を通じて得た知識や姿勢で、自分や誰かをハッピーにすることができる。これってすごく幸せなことですよね。
つまり、勉強しているもうその時点、その瞬間から、君はハッピーに近付いている。気付いているかな。
もしも気付いていたら、もしもわかっていたら、忘れないでくださいね。
人はなぜ勉強するのか。
それは、誰だってハッピーに暮らしていたいからですよ。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
そしてどうせやるなら楽しくする術も知っておけるといいよね。