Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

yoyo

写真

2022.08.07 13:46

午前は古本屋へ寄り買い物といういつもの流れ。玉岡かおるさんの「花になるらん」を買う。午後からは3月頃にプリントしてからずっと放置していた子どもが生まれてからの写真をひたすらアルバムに入れていった。およそ800枚。

写真を見ながら思ったのは、この頃はたしか全然寝なくて大変だったなとか(今もだが)、鬱々としてたなとか、授乳終わって楽になった頃だなとか、あの頃はたしかにそういう気持ちでいっぱいだったのに、その詳細は今となってはかなりおぼろげだということ。なんだか学生時代(大学だけじゃなくて中高まるっと)に似ている。今は、今の自分が感じていること考えていることはたしかなことだと自信をもっていえるのに、書き起こしていなければ消えてしまうのが不思議だ。


普段自分はSNSに写真をあげるとき、どうすれば伝わるかということを考えてシャッターを切ったり加工したりしている。その写真一枚だけを見つめ、その写真一枚がすべてだという感覚でいた。けれども今日、子どもの写真を見て思い出したのはその写真に写った一瞬のことではなく、その頃の状況や心情すべてだった。写真がうつすのは一瞬だけれども、一瞬ではないということ。写真の奥行きを知って、さらに写真が好きになった。