新国立美術館から太陽について考えてみる 2018.02.06 03:00 こんにちは。住まいのおせっかい家です。先日、乃木坂にある新国立美術館へ行ってきました。全面がガラス張りで、建物の中だけど外のような雰囲気があり、テラスとも一体的でのんびり出来る場所でした。全体にあるライトグリーンのガラスのルーバーが、ひさしのような役目をして、光を優しく調整しているようです。太陽の光は、室内に明るさをもたらしてくれますが、熱もつたえます。寒い冬は太陽の光を取り込んで、夏は遮断するのに、”ひさし”(窓や出入口のすぐ上にある小さな屋根)が有効となります。昔ながらの住まいは、”軒”(のき:屋根が外壁より出ている部分)が深かったり、"縁側"(えんがわ:部屋と外部の間の廊下のような空間)があったりで、太陽の光をうまく調整している場合が、多いですね。今は、エアコンで温度が調整出来るので、建物全体の断熱性を高めたり、窓の断熱性を高めたりする事を、重視する傾向が強いように感じます。太陽光発電を取り入れる方も増えていますね。どちらにしても、太陽の光をうまく利用して、住まいに取り入れたいですね。