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3.10新宿 DEEP JEWELS 19出場 | KINGレイナ インタビュー

2018.02.07 13:00

[RIZINからの帰還] 3.10新宿DEEP JEWELS 19 出場選手インタビュー 

女子MMAイベント「DEEP JEWELS」の最新大会が、 3月10日(土)新宿FACEで開催される。 

今大会では、昨年末に行われたRIZINのビッグショーから帰還するKINGレイナと渡辺華奈も出場。

RIZINと DEEP/DEEP JEWELSで交互に戦う彼女らは、それぞれ異なるルールの中で、自らルールに歩み寄り、勝利と名声を手に入れようとしている。

そんな彼女らに、それぞれのルールでの戦い方、ルールの意識度合いなどを探るべく話を聞いた。

 (インタビューは2回に分けて掲載いたします。)


少しずつ同じようなルールになっていけばやりやすい!/KINGレイナ、ルールを語る 

昨年12月29日に行われた RIZINでシンディ・ダンドーワにデビュー後初黒星を喫したKINGレイナ。

RIZINと DEEP/DEEP JEWELSを主戦場にする彼女にとってルールの違いはどのような意味を持つのか。


前向きじゃなきゃ、年間7試合もやってられない

――DEEPの大会は昨年9月のDEEP 79 IMPACT大田区大会以来の参戦です。DEEP JEWELSは昨年7月以来の参戦となりますが、現在の心境はいかかですか。


自分のホームであるDEEP JEWELSでは負ける気は一切ないですよ!


――かなり気合が入ってますね。


そりゃ、そうですよ。早く試合がしたいですよ。


――昨年末のRIZINでは、プロデビュー以来初めての敗戦でした。


それ聞きますか?(笑) 


――判定での負けではありましたけど。


あの試合で、RIZINの判定基準を理解することが出来たから、ある意味良かったと思ってますよ。でも、私の中でMMAは、KOや一本を狙うのが基本だと思っているから、あまり判定を理解したところで関係ないですけどね。


――非常に前向きです。

そりゃ、そうですよ。そうじゃなきゃ、年間7試合もやってられないですよ。


――昨年は7試合もしていたんですね…。その試合というのもRIZINとDEEP JEWELSで交互に試合をしていたわけですが、試合ごとにルールが違うことで戸惑いなどはないのですか。


別に戸惑いはないですよ。ただ、少しずつ同じようなルールになっていけばやりやすいのになぁ、とは思いますけどね。


――ちゃんとルールを読んでいるんですか?


そりゃ、読みますよ。失礼な(笑)。


判定基準は理解している

――ルールミーティングも、しっかりとレフェリーの話しを聞いているのですか?


はい、ちゃんと聞いてますけど。


――RIZINとDEEP JEWELSのルールで大きく異なるのは、グラウンド状態での頭部顔面へのキックの有無ですが、それらが有る場合と無い場合とでは、試合のやり方も変わってきますか。

 

まぁ、若干ですけど、違うかもしれないですね。


――RIZINでは両者の体重差が15kg以上ある場合には、体重の軽い選手がグラウンド状態での頭部顔面へのキック攻撃の有無が選択出来ますが、そのように選択出来る試合でも、KINGさんは今まで「有り」を選択してきたわけですが、戦略的にグラウンド状態での顔面キックを積極的に使っていこうと?


いや、特に意味はないですけど、体重差とかに関係なく、「有り」の方が会場が盛り上がるからいいかなと思って。


――そういう理由からですか...


まぁ、結局はどっちでもいいかなという感じですけどね。


――今回はDEEP JEWELSなので、どちらか一方の選手がグラウンド状態になったら頭部顔面へのキックは無し。一方で、3ラウンド制なので頭部顔面へのヒジによる攻撃はOKという試合ですが。


特に問題無いですよ。むしろ女子選手はあまりヒジをやらないじゃないですか。だから、私にとっては顔面へのヒジ攻撃が有りって言うのは、逆にやりやすいかもしれないですね。


――昨年9月にDEEPルールが改正されて女子もルールが変わりましたが、DEEPはラウンド毎の10点法で判定を行います。一方、RIZINはラウンド毎の評価ではなく試合全体評価での判定です。どちらの方が試合しやすいですか。


私は、DEEPの方がやりやすいですね。まあ、判定基準はどちらも細かくなるんですが、長い時間でどうこうより、短い時間の中で細かく見ていくという点では DEEPはわかりやすいですよね。


――となると、判定基準は理解しているのですね。


もちろんDEEPの判定基準は理解しているし、RIZINの試合全体評価の判定基準は、年末の試合でわかりましたよ。でも、何度も言いますけど、私はMMAはKOや一本が基本だから、判定なんて本来はどうでもいいんですよ。


自分がもっとジョシカクの中心に

――試合体重についてもお聞きしたいのですが、RIZINでは試合ごとのキャッチウェイト制なので、体格差のある試合も組まれてきましたけども、実際に適正体重は何キロぐらいなんですか?


今までは、体重に関係なく試合してきたけど、年末に試合をしてみて、 65キロまでなら前みたいに落とせるかもしれないと思ったし、これから色々と考えていきたいですよね。


ーーある程度適正体重でお互い同じサイズで試合をしていきたいと。


まぁ、そうですね。その方が、お互いにいい試合が出来ると思うし、見ているお客さんもその方が気持ちいいんじゃないですか?


ーーそれでは最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いします。


今回、久しぶりにDEEP JEWELSに上がることになって、自分がもっとジョシカク(女子格闘技)の中心となって、盛り上げていこうと思うようになったんですよね。日本でジョシカクのトップは間違いなくDEEP JEWELSだと思うし、そこで私はもっともっと日本のMMA、ジョシカクを盛り上げていきますよ。もちろん、RIZINでも同じことですね。


ーーあれ?海外で試合するという願望は?


それも変わらない!とにかく日本とか団体とか関係なしに、私はどこでも盛り上げていきますんで、応援してくださいよ!!ってことですよ。


ーーありがとうございました。


2018年3月10日(土)新宿FACE

DEEP JEWELS 19

■ライト級 5分3ラウンド 

KINGレイナ(FIGHT CLUB 428)

パク・ソヨン(GUMI Team Hon) 

問い合わせ:DEEP事務局


©RIZIN FIGHTING FEDERATION