「運」と「凡ミス」
2018.02.06 14:46
公立高校の一般入試まで1ヶ月となり、中3受験生は合格に向けて勉強に取り組んでいます。
また、中1、中2生は定期テストに向けた学習が進んでいます。
考えてみると、テストや入試で「運が良かった~」という言葉が出ることは少ないと思います。逆に「運が悪かった~」という言葉も聞いたことがない。
大学受験くらいになるとあると思います。「ムーミン」、とか(^-^;
では、小学生や中学生の勉強の成果は「運」ではないのか?
ただ、こういう言葉を聞くことがあります。
「塾でやった問題がテストに出た!」
「直前に確認していたところがテストに出た!」
「見直してたら、間違いに気づいた!」
これって「運」じゃないのかな?
でも、あんまり「運」が良かった、と塾生たちは言いません。
なぜでしょうか?
それは、その行動って「勉強」においては当たり前のことだから。
塾に行くことが当たり前なのではなく、塾で真剣に聞くこと。
直前に確認すること。
見直しをすること。
当たり前のことをちゃんとやったから、成果につながる。
それだけ。
だから本人たちも「運が良かった」という言葉にしない。
「凡ミス」も同じ。
「凡ミスで、~だったぁ」
という人ほど、当たり前のことをちゃんとやっていない。
勉強を通して、身につけたい力はたくさんあります。
実社会に出ると「運が良かった」ということはたくさんあるかもしれない。
でも、それって「運が良かった」のではなく、当たり前のことをちゃんとやっていたから。
運というのは、本当に日頃の準備や行動、それから心がけで変わる。
「運」は良くできる。
自分が「運が良かった~!」と思うことを振り返ってみたとき、どんな準備をしていたか、
を大切にしてほしいと思います。