小作品『The Moon』のご紹介

　gallery hydrangea様の公募展『月の砂塵』お出しする小作品、『The Moon』のご紹介です。

　風を切るように、ずっと先だけを見つめて歩く一匹のオオカミ。

　長い長い旅路に、オオカミは何を思うのでしょう。

　果てない旅路の先に、待っているものは――。

　以前作ったまま、構想がどうにも決まらず未完成のまま寝かせていたオオカミです。

　表情や翻るマントの雰囲気もとても気に入っていたのですが、今回公募展のテーマを聞いて「これだ！」とイメージが固まって、ようやく作品としてお披露目することができました。

　ある意味難産といえる作品だったかもしれません。

　どの角度から見ても雰囲気のある、お気に入りの作品です。

　ぜひ直にご高覧いただけましたら幸いです。

〈作品概要〉

石塑粘土、木材、アクリル、ビーズ、芯材、他

高さ230×幅150×奥行130cm