マニラ・ヨットクラブの夜は更けて
2018.02.07 07:13
マニラ・ヨットクラブは歴史的に古く、アジアのヨットクラブの中では格式が高いクラブである。
昔は良く行ったが、今は昨年1回、友人のクルーザーに呼ばれたので行ったが、ここ7~8年はご無沙汰である。昔は夕日を見るのには格別で、デッキで飲むビールは最高で有った。しかし今は、マニラ湾のゴミの汚染で、悪臭も漂うようになってからは人気も少し失せたようだ。
フィリピンではこことスービック、セブのヨットクラブが有名である。
マニラヨットクラブには、国外から入港するヨットの為の入管と税関があり、私も一回インドネシアから来るヨットを向かいに出たことがある。クラブに宿泊設備もあるが、大型ヨットの場合は船内に宿泊設備があるので、利用者は向かいに出た側が使うことも多い。
とは言え、古く小さなクラブで、香港ヨットヨットクラブやシンガポールヨットクラブと比較すると何も言えない。それに香港ヨットクラブで舟遊びしようと思うと、船を出して20分ぐらいの小島に船をつけると、そこには海鮮レストランが並び、楽しませてくれるが、ここマニラには何も無い。
もし行くとしても、バタンガス・フォーチュンアイランド灯台島を抜けて、ダイビング・スポットのアニラオまで船がつける桟橋が無い。そして有名料理もないので、ただ海上に居るという楽しみ以外が無いのも、このヨットクラブの弱いとこでもある。
なんでもう少し工夫しないのか? マニラ観光にもう一つのスポットが出来るのでは? マニラ・ヨットクラブの夜は更けて