フォーマットなき世界
Maribrengaëlです。
最近、月がとても丸く満月に見えて「森羅万象の聲、書いてない!」と焦ったのですが、まだ数日ありました。と同時に、月や太陽の動き、状態でタイミングに気づくことはとても原始的でなんだかノスタルジックに感じたのでした。カレンダーや時計はそれをわかりやすくしてあるものですが、自動的すぎてきっと人間本来の感覚が退化してしまったんだよなぁ…としみじみ思いました。
ところで、ある時突然カレンダーや時計がなくなってしまったら…と想像してみてください。かなり大袈裟な例えですが、それに近い感覚が必要なのが、風の時代だったり、2023年3月から始まる冥王星水瓶座期だったりします。すでに、というか、もうすぐ、そういう時代になっていきます。どういうことかというと、あらゆる定番フォーマットがどんどんなくなっていくからです。フォーマットを失うことになれば、想像力を使ったり、考えたりしなければ出来ないことが増え、さらに疑いのない直感を使うことが必要なときもあるでしょう。もし、カレンダーや時計がなくなってしまったら…確かに大袈裟な例えですが、そうなった時何を基準に動こうとするのか、それに代わるどんなアイディアを導き出すのか、そういう力が大事になってくるということです。元々真っ白なところに物事を生み出すことが得意な人もいれば、苦手な人もいますが、少しでもそんなフォーマットなき時代に向かって、準備を始めてほしいのがこの満月のタイミングです。
これから特に身近な生活の中で感じてほしいのですが、ルーティン化されて疑問すら持たない行動の中に、フォーマットは隠されています。疑問すら持たないのでとても気づきにくいですが、それは「支配」と呼べるもので、それに気づいて対応を変えるだけで、私たちはきっと自由と解放感を感じられるようになるでしょう。
例えば、資料を作る時に決められたフォーマットはあると楽だし安心だけど、制限や規則で自由度が低い…そう思ったことはありませんか?この欄はもう必要ないのに、ここにもっと書けるスペースがあったらいいのに、そもそも、この資料は今必要なのか、など。それと同じようなことが、私たちの生活の中にもあります。それをひとつひとつ見つけていきましょう。
昔からこの規則でやってきたから、これを守らないと非常識と思われるから、これをやることが当たり前だから、今まで続いてきたことだから、世間体を考えるとこれがいいからetc…そういうことは、今の時代、まだたくさんあります。それを簡単に変えることはむしろよしとされず、きっと拒絶されることも多いでしょう。2020年に風の時代になったからと言っても、見えない支配はまだまだ日常にあります。でも、そんな今、宇宙から私たちが問いかけられるのは、「ところで、あなた自身はそれに対してどう思うの?」ということです。見えない支配に囚われないためには、そう考えることが最初のきっかけとなります。今までこうだったから、よりも、これからどうしていくか、を大切にしていきましょう。そして、日常に潜む古いフォーマットを前にした時に、湧き上がる疑問と違和感を気のせいで済まさないことです。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 8/12 10:37 水瓶座満月となります。