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ひとりで生きるもん!

わたしの夢、過去のキズ。(前編)

2018.02.07 09:13

こんにちは、まだ皆さまはお仕事や学校でしょうか?

びゃくやちゃんです。


いつも皆さま、お疲れさまです。

ついつい学生目線になってしまいますが、今日は水曜日なので、ちょうど折り返し地点ですよね。

今週末は三連休が待っていますから、それを期待しながら無理せず頑張ってくださいね。


------ ✂︎キリトリセン ✂︎------


はい、ということで私の今日です。

というか、私の過去と最近の話をします。

(今回はいつも以上に長くなることが予想されるので、前編後編に分けることにしました。)


それでは前編、始まります。


10月の末頃に大学を離れ、半年間好きなことをしていいと両親に言われた私は、どうせ辞めてしまうのならといろんな夢を膨らませました。


アイドルさんになりたいんだよなぁ!

メイドさんも可愛いなぁ!


アレがしてみたい・コレがしてみたいとワクワクしながら、当時の私はスマホ片手に両親を必死に説得していました。


説得の結果、一応は了承してくれたようで、そこからまずは、あるメイドカフェの面接に行くことになりました。


一次面接なるものは合格し、二次面接でようやく働きたい支店さんに行き、モニター越しの面接を行いました。


ですが、ドキドキワクワクしていた私に降りかかった面接官の方の質問の数々は、私の心に深く突き刺さるものとなりました。


"どうして大学を中退されたのですか?"

"腕を見せていただいてもいいですか?"

"ウエストのサイズは分かられますか?"


私は、その時はニコニコしながら(多分)質問に答えるなどしていたと思うのですが、面接が終わり、ありがとうございましたと挨拶をしてお店をあとにした時の絶望感と言ったらありません。


恐らくメイドカフェ業界?や一般企業さんでも聞かれて当たり前のこと(大学中退の話のみ)だと思うのですが、理由が理由なもので…。


精神を病んで自傷行為や入退院を繰り返したことで、卒業の見込みが立たなくなったから。


だなんて、真面目に言ったら普通は不採用待ったなしですよね…。


腕に関しては、多くはないですがかつてのリストカットの痕があります。

モニター越しで確認出来たのかは定かではありませんが、食い入るように腕を見られた面接官の方のお顔は、今でも忘れることはできません。


店の看板であるメイドさんに、リストカットの痕があるとなると、お客様はどう思われるか分かりませんものね。


ウエストに関しては、私の認識が甘かったとしか言いようがないです。


世間一般の、いわゆる華やかな舞台に立つ女の子たちに求められるウエストのサイズというのは、一般的な痩せているというものよりもさらに上を求められるということを、この時私は痛感したのです。


アイドルのオーディションサイトも一通り見てましたが、ここでもまた自身の甘さを痛感します。


それはこの一言。


"心身ともに健康である人"


募集欄のところには必ずと言っていいほど書いてあるこの言葉。


当たり前ですよね、心身ともに健康でないと、急にライブやイベントを休むことが多くなってしまったり、結果的に休養を余儀なくするとなると、運営さまは困ってしまわれます。


私はカラダは割と丈夫な方です。

よくコケたりなどドジなところはあっても、大きな病院で手術を受けるなんてことは今まで1度もありません。


でも、ココロは違います。

症状として出始めたのは小学校5.6年生の時。

そこから少しずつ少しずつ酷くなり、最終的には精神科に緊急入院。

今でも、いつ動悸が起きて、いつパニックになって、いつ疲れて倒れそうになるかなんて自分でも掴みきれていない状態。


こんな状態の子を、運営さまは一目見てみたいと思うでしょうか?

アイドルとして育てて上げようと名乗り出るでしょうか?

この子はダメだろうな…、できっと終わりです。


もし、リストカットの痕が消せても、カラダがモデルさんのように痩せても、メイクやスキンケアのおかげですごく顔がキレイになっても、"ココロの病気による大学中退"という経歴は拭い去ることが出来ません。


いつまでもつきまとうのです。


そうか、私が目指そうとしてたところは、遥かに遠く、手の届かない世界なんだ…。


この時心底絶望しました。

そして、この2つの夢はやむなく諦めることになりました。


そしてその絶望の中で、次に私の前に現れた夢…。


それは、声優という職業でした。


後編に続きます。



今日も生きたよ、明日も生きるね。



びゃくやちゃん