立憲民主党は核兵器のない世界の実現と現実的な安全保障とを両立させます
2022.08.10 11:22
noteに立憲民主党と核廃絶についての記事を書きました。
私も旧国民民主党の出身ですが、泉健太先生を始め立憲民主党内の旧国民民主党の党員を「自民党と同じ」であるかのように扱いデマが絶えません。
「保守=自民党」というのは「左翼=北朝鮮」と言うのと同じぐらい悪質なデマです。そのようなデマに騙されないようにお願いします。
詳細はリンク先のnoteに書きましたが、岸田文雄首相は「集団的自衛権の行使のためであっても核使用は認められる」と言う旨の主張をしています。被爆地出身だからと言って(そもそも岸田首相は東京育ちの人間ですが)彼が核廃絶を願っているというのは妄想です。
立憲民主党は今回の参院選でも「核兵器のない世界の実現」を訴えました。公約は次の通りです。
核兵器のない世界の実現
非核三原則を堅持し、不拡散・軍縮のための取り組みに積極的・能動的な役割を果たしていきます。核兵器禁止条約にオブザーバー参加していきます。
イランの核合意、中東和平といった国際的な平和への取り組みが危機に瀕し、北朝鮮の核兵器開発、核保有国であるロシアによるウクライナ侵攻で、NPT体制が揺らいでいます。NPTをはじめ核軍縮・軍備管理体制の維持・強化を追求し、国際的努力を積極的にリードします。NATO 型核シェアリングについては、能力的にも NPT条約に鑑みても現実的ではなく、認められません。日米同盟の抑止力に対する疑念を生じたり、唯一の戦争被爆国として核廃絶を訴えてきたわが国の信頼を損なうことにもなります。現在の「日米拡大抑止協議」をハイレベル協議に格上げし、日米同盟の防衛体制等について意見交換し、日米同盟の信頼、連携、抑止力を強化する方策について緊密に議論します。
そして、単に核廃絶の理想を書くのみならず、現実的な安全保障の政策として『領域警備法案』も提出しています。
この法案は自民党内にも賛同者がいるにもかかわらず、岸田政権はこれを握り潰しています。
岸田首相は核廃絶をする気も無ければ日本を守る気も無いのです。
よく「外交・安全保障は与党の方が良い」と言う人がいますが、外交・安全保障こそ岸田政権が間違えている処なのです。
外交・安全保障こそ、立憲民主党をよろしくお願いします。