バイクに乗る

林先生と私は、大学2年生から付き合い始めた。

当然、どこに行くのも一緒にいたい。でも車がないのよねー… .

そこで林先生は考えた。「250 CCのバイクを買って、ちーちゃんを後ろに乗せれば、どこにでも行けるぞ。」

そして免許を取って250 CCのバイクを買ってきた。そのバイクはエメラルダスと命名された。「あら、林くんて意外とロマンチスト、かわいい(笑)」

それからそのエメラルダスに乗って、2人でどこにでも行った。

京都だから、あちこち観光して回った。

山の峠道も攻めた! エメラルダスをぐっと倒して、エンジンをふかしながらコーナーギリギリを攻める。私もアキ(林先生)にしがみつきながら、体を倒して、一緒にコーナーを攻めてる気持ち(笑)

あるときは、まっすぐな道を、一体どれだけスピードが出せるのかチャレンジしたりもした。

「大丈夫、きっと大丈夫!」と思いつつも「でも、もし何かあったら、こりゃ一緒に死ぬね! と言う事は、私は林君に命預けてるわけじゃん!!」

必死に林くんにしがみつきながらそう思った。

そしたらもう林君を信頼するしかない。命を預けてるわけだからね。

そしたら、どんどん情が移ってきて、「私、林くんのバイクの後ろに乗ってまーす。」から、「私、林君に命預けてます!! 」になった。

やばい!! バイク2人乗りはめっちゃ女殺し!

こうしてちーちゃんは、バイクで林くんに落とされた。

人生は1人で走っていると寂しいし、ある意味危ない。無茶するからね。

でも、イエス様が運転するバイクの後ろに乗ったなら、もう最高ー!！

イエス様は最高のライダーだから、どんなでこぼこ道も峠も見事に走っていく。右に倒されようが、左に倒されようが、もうお任せ!

私は、イエス様にしがみつきながら、まるで自分が運転しているような気持ちになりつつも、胸は熱く熱く燃えていく。

「もう、イエス様、命！ 命です!! どこまでもとことんついて行きます。命預けますー！！」

あなたもイエス様のバイクの後ろに乗ってみませんか。

きっと心ときめく、新しい世界に出会えます。

そして何よりも、あなたを愛し、あなたの人生を祝福してくださるイエス様の後に乗っているのは、イエス様と2人乗りで走っていく、そんな人生は、本当に安心で楽ちんで楽しいのです。

みんなもイエス様の後にしがみついて、

「イェーイ、イエス様ー命ー!!」って、なっちゃおう、なっちゃおう！！