水耕栽培で球根を育てる
2018.02.16 03:44
ヒヤシンスやクロッカス、ムスカリ、チューリップなどの水栽培が有名で、秋植え球根が水耕栽培には一番適しています。
特にヒヤシンスとクロッカスは育てやすく初心者に向いている球根と言えます。
チューリップの場合は球根が腐りやすく花を咲かせるのにコツが必要です。
水耕栽培をするのに適した時期は11月から12月。
秋植えの球根は一定期間寒さに当てないと花が咲かないので最初の2ヶ月くらいは5度くらいの気温10週間くらい置く必要があります。
冷蔵庫などで2ヶ月ほど保管した後、栽培をスタートさせます。
チューリップは表面の茶色い皮を優しく手で剥きます。
この皮は水に触れるとカビを発生させる原因になるので、できるだけ取り除きます。
水栽培の容器や空き瓶に球根をセットし水栽培を始めます。
水は球根の底が水に触れる程度の高さで水量を調整します。
根腐れ防止剤に珪酸塩白土やミリオンを底が隠れるくらい入れても効果的です。
最初のうちは容器は暗くて寒い場所に置きましょう。
容器ごと冷蔵庫に戻したり、屋外の物置、地下の駐車場、日陰になる肌寒いベランダに光の通さないダンボールなどを用意して、そこで育てても大丈夫です。
球根の水につけた部分から根が伸びてきます。
根の成長に合わせて根の先が水に触れる程度に水を減らしていきます。
水は一週間に一度のペースで新鮮な水と入れ替えましょう。
水栽培1か月ぐらいで根も芽も伸びたら光が当たる暖かい室内に移動させます。
水量に気を付け育てると美しい花が開きます。