よく使われる和文フォントPart1
みなさまこんにちは、Film.hmです。
前回の欧文フォントに続き、今回はよく使われる「和文フォント」の種類について非常に簡単ですが、まとめてみようと思います。
1.ヒラギノ角ゴシック
Apple製品の日本語フォントにも使われるヒラギノ角ゴシック。その太さもバリエーションが豊富で、W0~W9まであります。上の画像はW0の物で、最も細い自体となっています。ちなみに下の画像が “ヒラギノ角W3とW9” です。同じヒラギノ角ゴシックと言っても太さによってかなり印象が違ってきます。
2.游ゴシック体
伝統的なかたちの游ゴシック体。”う” や ”お” に美しい流線の特徴の出たフォントとなっています。自面が小さいことから文字の間の間隔が十分に取れるようになるため、明るく、ゆったりとした印象を与えることができるそうです。以下のリンクで非常に分かりやすく説明されています。ぜひご覧ください!
(参考:http://www.jiyu-kobo.co.jp/ygf-notes/)
3.游明朝体
先ほどの游ゴシック体に続いて "游" と言う名前のついた自体。この游は字游工房によって開発された書体のとして使われています。これまた以下のリンクで非常に分かりやすく説明されています。ぜひご覧ください!
(参考:http://www.jiyu-kobo.co.jp/ymf-notes/)
4.ヒラギノ明朝 ProN
ヒラギノ明朝は日本語フォントでもよく見られます。ヒラギノ明朝はProとProNというものがあり、ひらがなのフォントには違いはありませんが、以下のような漢字には大きな違いがあります。これからはProNが主流になってくるとの見方もあるようです。
(参考:http://fontnavi.jp/zakkuri/205-N_fonts.aspx)
5.クレー
落ち着いた印象のクレー。手書き風の優しい雰囲気があり、Macにも標準搭載されています。
6.しねきゃぷしょん
映画の字幕などに使われるしねきゃぷしょん。かわいいフォントですが、可読性が高く非常に重宝するフォントです。これはPremiereなどに標準では入っていませんが、サイトで無料ダウンロード可能で、商標利用も可能なので、ぜひ使ってみてください。
フォントは非常に奥が深い分野のひとつで、私もまだまだ勉強中です。今はこんなフォントがあるんだ〜ということを知っていただいて、詳しい解説はそれぞれの貼らせていただいたリンクを参考にしていただければと思います。
次回はいよいよ私たちが実際に行っている、これらフォントを動画で活用する方法、その例を紹介させていただきます。それでは!