「カッコイイビートにリズミカルなラップ、ラウド全開。hip hopの可能性がここにある」takadan69 最新曲!!レビュー
一通のメッセージがLINEに届いた。takadan69からの最新曲だ!!
「Iam」インタービューから2週間早くも新曲を披露。
小室哲也に影響を受け音楽を始め、さらに70年代、80年代の色々な音楽を聴き込んで来たtadakan69。その影響が現在の彼を作り上げている。
今年1月、僕のLINEに「USAに行ってくるわー」とメッセージが届いていた。この曲を作る為にUSAに渡ったのだと今思った。すごい行動力だ!!本場アメリカで何かを得て帰国したのだろう。
そして完成された曲。小刻みなビート、ラウドなギターをバックにリズミカルな心地よいRapを披露してくれている。まるでモアイ像が宇宙のどこかの惑星にメッセージを送っているかのようなリズム感。
ドラムとギター、ラップ、とてもシンプルな曲だが、HIPHOPらしさの中に随所に小室の影響を受けている部分が見受けられる。歌詞で登場する人物は、誰なのか僕には分からないが、彼らをリスペクトするメッセージが伝わって来る。
「やりたいようにやるぜ」それが勝利。
しんくんは、元気なのだろうか?
やっと手に入れたスーファミのソフト、うけい君に見られたのが最後、部活が終わって戻ると無くなっていた・・そんなdissが伝わって来る。
そして、随所にラッパーのMos Defにもメッセージを送るかのようなラップが垣間見える。
アメリカで彼にアドバイスを受けたぜ!! そんな感じが僕には伝わって来た。
だがそこは本人に聞いてみないと分からない。
終わりのラッパの音はシンプルな曲の最後に良いスパイスを与えているようだ。
「馬鹿だ」から始まるサビの盛り上がり部分は、さすが天才と言われるtadakan69にしかない感性の部分を感じる事が出来る。
そして最後に「小室の後継ぐわ〜」とLINEにメッセージが入っていた。
エレクトロニカ系の音楽にHIPHOP、Rapも荒削りながら光るものを感じる。
最後に、、、小さな砂つぶを一個一個拾い集めて一つの形を作りあげ、そこから更に違う形に変えていく彼の曲作り、音楽のためならアメリカにも行ってしまう行動力は、凄い。
次はどのような音楽が届くのか楽しみである!!