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ゆるぎ整体

内観

2018.02.08 08:07

数日前に、心と身体のチューニングについて書き、過敏体質と鈍感体質のチューニング方法を紹介しました。それは身体をほぐすことと、座禅ということまで書きましたが、じゃあ、それをするとどんな変化が身体の中で起こるのか?どんな感じで心と身体が調整されるの?ということなのですが・・

それを説明する言葉に『内観』があります。内側を観察するということです。どこの内側かといえば、身体の内側を観察するのです。おいおい、CTスキャンやMRIがあるわけでもないのに、どうやって身体の内側なんて観るんだよ!って思いますよね?全くその通りです。でも、意識する、感じることは可能です。人間は想像するのが得意です。身体の中も意識すれば、心で見ることが出来ます。それが『内観』です。身体のほぐしと、座禅はその『内観』を育てる、鍛えるための方法でもあります。

※目を開いていると、『外観』(身体の外側)ばかりに意識が散ってしまうので、出来れば目をつむってやることをお勧めします。

まず指や、身体の各関節をゆっくり回していく意味は、例えるなら機械の部品をいったんバラバラにして組み直す過程にあたります。関節のどの部分が動きにくいか、硬くなってるか、一つ一つ確認していく作業です。勢いでなく、ゆっくり動かすことで、それをはっきり感じ取ることが出来るのです。で、動きにくいところが全身に数か所見つかったとしても、無理に伸ばしたり、ねじったりする必要はありません。心地よいところで止めておかないと、身体は繊細なので、嫌な刺激は余計な緊張を誘発させます。『あ~、自分は普段こんなところに力が入ってるんだ』とか、『あれ?全然この部分動いてないし、力が入らない』ということに気が付くかもしれません。

それが、過敏になっている所であり、鈍感になっているところでもあります。

それが一通り意識出来たら、座禅に移ります。これは、その過敏や鈍感になっているところに意識を向ける過程にあたります。

内観2につづく・・・