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楽譜を音楽へと昇華するには

2022.08.23 22:20

中学生の頃は楽譜が読めませんでした。なので、音源を聴いて覚えて雰囲気で演奏するという雑なことをしていました。僕が所属していた吹奏楽部では、楽譜の読み方のようなレクチャーはなくて、とにかく何度も演奏して覚えるようなことばかりしていた記憶があります。


さて、楽譜というのは特殊な記号の羅列なので、その仕組みを理解して、たくさんの楽譜を見て演奏し、慣れていくしかないとおもうのですが、そもそも楽譜を読むのが苦手という人の特徴として、「楽譜と音楽がリンクしていない」ことが挙げられます。


要するに「楽譜に書かれている記号を理解して音にする行為」で止まってしまっているのです。まるでコンピューターのプログラムの文字列を分析するかのうように機械的に、正確に分析し、再現することは学習のひとつとしては大切なのですが、音楽というのはもっと自由で、可能性がたくさんあって、そして自分の心情や作曲者の思い、イメージなどを聴く人へ届けるクリエイティブな行為が音楽の本質ですから、楽譜から音楽へと昇華していくプロセスが常に開いていなければならないのです。


そのためにはどのような解釈をすればよいか、楽譜を読むのが苦手な方には特にご覧いただきたい記事がこちらです。

現在隔週土曜日の朝に公開しておりますブログ「ラッパの吹き方:Re」の、過去の記事掘り起こし作業をしております。

ぜひご覧ください!



荻原明(おぎわらあきら)