納税証明書のオンライン申請つづき
さて、納税証明書のオンライン申請を続けていきましょう。
今回は、納税証明書を電子ファイルで受け取る、を目的にしておりますので、ご了承ください。「納税証明書を電子ファイルで受け取る」を選ぶと、受取方法の選択や電子証明書の有無の選択はグレーアウトしますので、お気になさらず。
交付ファイルの種類・請求方法の選択
補助金などに提出する場合は、PDFを選びましょう。
このあとはちょっと個人情報的なものを入れていきます。
提出先税務署等の入力とマイナンバーの入力を行います。提出先税務署等はすでに入力されています。
ここからちょっと嫌な入力です。
証明書の種類の選択を行います。その1、その2など補助金の公募要領の提出書類の欄を見ると、指定がありますので基本的にはそれに従ってください。
例えば持続化補助金の場合は、その2が必要です。
IT導入補助金の場合は、その1でもその2でもよさそうです。
ただ、個人事業主の場合は、確定申告書に税務署の収受日付印や受信通知(メール詳細)を添付しなければなりませんが、いずれもない場合は、その2で代替できるとあるので、その2を取っておけば安心ですね。
余談が続きましたが、こんな感じで必要な種類を確認してみてください。
先に進みます。
種類を選んだらさらに詳細を入力します。こちらも公募要領などの指示に基本的には従ってください。証明を受けようとする国税の年度と照明を受けようとする事項。
いやな項目ですね。特に、証明を受けようとする事項、って何だ?ってなりますよね。
基本的に事業者が補助金の申請に納税証明書を提出する場合は、事業の実態調査と税務申告の有無を確認したい場合ですので、事業所得金額の証明にはチェックを入れましょう。総所得金額の証明と事業所得金額の証明にチェック。
必要な納税証明書の種類を指定するのが山場ですね。
ここを過ぎればあとは使用用途を問う簡単なアンケートに答えるだけです。
このあと、次へ、を押して進んでいけば送信画面に行きます。
送信する前に電子証明の付与をすると送信ボタンが押せるようになります。
ここでマイナンバーカードでまたQRコードを読み取って、マイナンバーカードにスマホをかざして、とやっていくと処理が完了します。
ここで9割の処理が完了です。
「ネットバンキングで手数料を納付する」
「e-Taxのメッセージボックスに電子納税証明書が届く」
については、交付申請が受理されると、登録のメールアドレスに「納税証明書に関するお知らせ」が届くので、そのリンクをたどっていって、ネットバンキングで決済をします。
手数料は、370円です。(2022年8月現在)
こちらを納付すると、メッセージボックスに納税証明書のダウンロード画面の案内が届きます。
次回は、30分もあれば処理できそうですが、次の機会は当分なさそうです。
納税証明書のオンライン取得でお困りの方のお役に立てれば幸いです。