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daiyuuki 全身当事者主義

告白 娘を殺された女教師の復讐という命の授業が始まる

2022.08.13 04:41

ある中学校のホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。

「わたしは、シングルマザーです。わたしの娘は、死にました。警察は、事故死と判断しました。でも事故死ではありません。このクラスの生徒に殺されたんです」。

森口は、妊娠後に娘の父親のHIV感染が判明したことで結婚しなかったと語り、娘を殺した犯人は2人いるが名前は明かさず少年Aと少年Bとしますと述べ、少年Aが電気ショックによって娘を殺害したこと、居合わせた少年Bが娘をプールへ投げ入れたこと、その事実を警察へ伝えて蒸し返す気はないことなどを語る。

名前は伏せられていたが、生徒達には少年Aは渡辺修哉、少年Bは下村直樹であることは明らかだった。

森口は、先ほど犯人である2人の昼食の牛乳の中に、娘の父親の血液を入れた、HIVに感染するかどうかは運次第、2人には「命」をしっかりと噛み締めてほしいと告げると教室は騒然となった。だが森口先生の復讐は、これで終わりではなかった。

湊かなえ原作のベストセラーを、中島哲也監督が映画化!

中島哲也監督が抑制された演出で、娘を殺された女教師、娘を殺した生徒二人、犯人の母の目線を交錯させ、肥大した愛ゆえに息子の本質を見抜けない犯人の母の愚かさ、「自分を棄てた母に認められたい周りの奴らを見返したい」という肥大した歪んだ自意識で犯罪を犯す生徒二人の闇、犯人への女教師の復讐の顛末を描いた傑作サスペンス映画。

抑えた演技で復讐鬼を演じた松たか子、犯人の理解者の生徒を演じた橋本愛、犯人を演じた生徒の演技が最高。

「これからあなた方の本当の更正が、始まるんです」