読書メモ(39)
2022.08.17 10:20
【期間:2022/07/01〜2022/07/15】
①『未完の戦時下抵抗ーー屈せざる人びとの軌跡』田中伸尚(岩波書店・2014)
②『表現者の自由 映像の力と責任をめぐる対話』日本放送労働組合・編(現代人文社・2004)
③『靴の話 大岡昇平戦争小説集』大岡昇平(集英社文庫・1996)
①ー「歴史のかなたに追いやられてきた,個人による戦時下抵抗の実相.在野の学究で戦後の参議院議員・細川嘉六,信仰を礎にした平和教育の実践者・鈴木弼美,農民伝道一筋の信仰者・浅見仙作,非戦論を公にした僧侶・竹中彰元,農村に民主主義の拠点となる図書館を築いた情熱家・浪江虔.今こそ注目されるべき,五人の生涯を描く.」(https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b262694.html)
②ー「原一男や森達也、木村栄文(RKB)、吉岡逸夫(新聞記者)の映像における自由と責任論。高校教師・林直哉のメディアリテラシー論。」(http://www.genjin.jp/smp/book/b276135.html)
③ー「太平洋戦争中、アメリカ兵を目の前にした私が「射たなかった」のは、なぜなのか…『捉まるまで』など、自らの体験に即し、戦場における人間の可能性を問う6編。(解説・池内輝雄/鑑賞・村上龍)」(https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=4-08-752049-8)