夏ってさ
2022.08.20 14:05
うかうかしていると夏は行ってしまうと
夜の音が秋めいてきて気付く。
多分、毎年そんなことを思っている。
毎年新鮮な気付きなのだから
おかしなものだ。
夏が行ってしまう。
この感覚はとても不思議で
寂しさとホッとする感情が同居している。
暑さが落ち着いていくのは、
とてもありがたい。
だけど、あの熱がなくなるのは寂しい。
でも、暑いのは勘弁してほしい。
ぐるぐると両極を行きつ戻りつしている。
秋のようなセンチメンタルとも違う
センチメンタルがあるのだと思う。
太陽がギラギラしてるから
なんでもキラキラして見えてしまう。
しかも、
それは一時の儚いものだと知っている。
勘違いを起こしながら、
夏の特別さを高めていってるのかも。
季節の移り変わりに感傷を覚える。
なんだかんだと
季節について語る贅沢ができているのだから
存分に味わうのが正解だと思う。
青い空に白い雲。
どこまでも続く畑や水田。
もしくは、空とは違う青をした海。
それだけでワクワクする気持ちを
もう少しだけ味わっていたい。