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亀成川を愛する会

6月19日 通常総会を開催しました

2022.06.25 05:55

6月19日、通常総会が無事終了しました。

高校生会員からの活発な意見も出て、やりたいことがまたまた広がった会議となりました。


理事長挨拶より

林や水辺や原っぱで、まったりくつろいで、マッスルを鍛え、

台地と谷津のグリーンインフラを活かしたまちづくり

北総台地と谷津が織りなす様々な地形と環境は、生きものの宝庫であるだけでなく、治水、水質浄化、防災機能、食糧補給など、昔から多くの恩恵をニンゲンに与えてきていました。時にその恩恵を忘れがちなニンゲンですが、今また、新たにグリーンインフラという言葉で、その価値を見える化し、活かそうという試みが始まりました。

今年見直しとなった印西市環境基本計画では、グリーンインフラ大作戦として、政策の重点目標として掲げられています。

当会においても、里山の生態系は田んぼという湿地環境(水質浄化、保水による災害リスク削減、食糧確保)があってこそとの思いから、昨年のホタル田んぼに加えて、今年からはカエル田んぼも作っています。

若い人を中心に近隣の親子が参加して、田起こしや田植えや草取り、稲刈りに挑戦しています。

いつ終わるのか検討もつかないコロナ禍と戦争、気候変動への対応は遅れるばかり、時代とともに進歩・進化するはずだった未来は、悲惨な過去の繰り返しになるのか、希望を失いそうな思いにとらわれてしまう、今はそんな社会情勢です。

 けれども、里山の生態系を守ろうと始めた活動ではありますが、耕作放棄となった田んぼを耕すと保水力を取り戻し、豪雨から土地を守ります。

手入れした雑木林がヒートアイランド現象を緩和し、省エネに寄与します。

食糧自給(耕作放棄された田んぼに水をはることで、いつでもコメ作りの田んぼに戻せる)や災害予防として、グリーンインフラの活用こそが生活を守ることだと思うのです。

そもそも木や花を見ると心も平和になります。

ですから、今年も里山の活動で小さな幸せ見っけをやりましょう。

平和を祈り、平和な時代となることを願って。