セカンド・ライブ【 わ 】ご報告♫
りんぐリンのセカンド・ライブ【 わ 】(2018.02.03開催 @おとりよせレストランKOUCHI-YA)のご報告です♫
高木リィラさん(打楽器/作曲)とのDUO りんぐリン ライブ【わ】が無事終了いたしました。
今回は「間」や「変拍子」を多用。
リズムの変化と共に音楽が色々な方向へ進んでいく楽しさを感じています。
5、7拍子は自然に口ずさんでいた意外性。
しかしそれで即興をしようとすると、突っかかる、つかっかる(笑)
いかに西洋音楽の概念である4拍子、3拍子が染み付いているか。
スケール練習やエチュードの基礎練習を4拍子を基本にやってきましたので手さばきがそちらに慣れているのですね。
多くの方に喜んでいただける音楽を奏でたいと思う反面、
内面から湧いておこる想像力に正直でいたいと思う心。
どちらも大事。
欲張りですがどちらか一方ではなく両方できたらいいなと。
それはアコースティック/デジタル。協和音/不協和音。口ずさむ美しい旋律/どこが旋律であるかわからない複雑さ。
考えることのできる可能性は全て試してやってみる!
全てを経験した上でその中で残るものとそうでないものに振り分けられた時また次のステージへと進んでいけるのかなと思っております。
おとりよせレストランKOUCHI-YAのみなさま、関係者の方々、そしてご来場くださいましたみなさまに心より感謝を申し上げます。
(松本律子)
松本律子さん(マリンバ奏者/作曲家)とのユニット<りんぐリン>のセカンド・ライブ【 わ 】を終えて、広島に帰宅しました♪
律子さんとのコラボで創作&演奏することで、「一人では到達できない世界への参入」が可能となります。
純朴で天真爛漫、野の花のように可憐で、かつ強いたくましさを持つ律子さんの、一人の人間、女性であり母、そして音楽家としてのあり方から、いつも大きな刺激を受けています。
今回、プログラムの半分ほどが新曲で、プロジェクターで投影した映像とのクロスオーバー作品でした。
音楽も、映像も、両方が「主役」であるという、ライブ形態では珍しい試みです。
創作した新曲も、「まず音楽ありき」ではない、「映像のための音楽」そして、「音楽のための映像」としての作品づくりを心がけました。
そのような、通常とは異なるアプローチによる作曲過程を経ると、音楽だけで表現するのとは違った、別次元の音が形づくられ、より超越的、より多次元的な総合藝術としての音楽となります。
ライブ会場「おとりよせレストランKOUCHI-YA」の壁に白い布を張り巡らせ、その前に楽器や機材類を配置したので、映像が演奏者や機材に投影され、プロジェクション・マッピングのような効果も表われました。
音楽における新しい局面は、何と言っても「変拍子」。
5拍子、7拍子、7+8拍子など、耳慣れた曲にはほぼないこれらの拍子を演奏してみると、常に拍子を意識し続ける注意深さを求められます。
「より意識的であること」が、【 わ 】のテーマでもあった!?
「わ」は、「和」であり、「輪」「環」「倭」「話」・・・
実はさまざまな要素がひとつの言葉に集約されたものだったんですね。
色んな挑戦を形にし、「ライブ」という場を共有しながら、聴き、観て、体感していただけるのは、何ものにも代え難い歓びです。
このような機会をいただきありがとうございました!
(高木リィラ)
インドネシアの竹製楽器「アンクルン」専門家の大杉さんと。
ライブの休憩中、アンクルンによる参加型合奏の時間も設けられました♫
ライブ会場KOUCHI-YAの一角で、
瀧さんのヘナアート作品販売もありました!