HONDA Cub C125
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2017モーターショーで披露されたHONDA Cub C125
ついにホンダカブの新型が2018年9月に発売決定しましたね。
カブを125ccにクラスアップさせているのは
安全性や道路事情を考えると良い方向性だと思います。
ビジネスバイクが125ccや110ccになるということは
自動車免許で125ccの自動二輪の運転を可能にするように
法改正も行われそうな流れを感じますし。
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初代Cub C100。
ここからホンダの歴史を語るには外すことのできない存在となる
Super Cubの生産が始まり、その機構の変更はほとんど行われないまま
近年まで生産され続けてきました。
新型 Cub C125はこの初代Cub C100の外観を受け継ぐデザインで
昨今のネオクラシックさがオールドカブマニア以外にも
多くの小型車フリークの心をくすぐるイカしたデザイン。
僕がデザインするならヘッドライトをもう少し下げるけどね。
ランプ類はLEDを採用されているようで
懐古主義者としては残念な部分だけれど、
テールランプとウインカーのデザインは
C100の形状をオマージュさせる素晴らしい形をしている。
カモメハンドルとホーングリルを継承しているあたりが
ホンダの開発チームの意気込みを感じちゃうよね。
レッグシールドのカラーリングもオフホワイトではなくブルー系カラー
こんな風に解析し始めるとどんどん良いところが見つかってくる。
贅沢にもアルミのキャストホイールを採用。
さらなる燃費の向上を狙ってでしょう。
この排気量で100km / L 近くまで行くのでしょうか。
ちなみにこの C125 よりも前に発売されるハンターCubは
50ccと110ccがあり50ccはで94km / L
110ccは61km / L というデータです。
シングルディスクブレーキ採用で更にABSの標準装備。
これは昔のビジネスバイクには考えられない装備だが
現在の生産基準では標準装備が当たり前。
デジタルメーターにLEDインジケーター
未来的で懐古的な丸型のメーターも雰囲気よし。
こんなCubで新聞配達をする配達員を朝方に見かけるようになるのかな。
店の配達車にもCubを導入してちょっと目立たせてみるのもよしかもしれません。
流れるラインと赤いシートが目を引くデザイン。
レッグシールドの赤いホンダウイングエンブレムが洒落てます。
ここまでのデザインを実はタイで行っているようですよ。
生産もタイを想定しているとのことで
価格を引き下げるには普通のことなので
もうすでにグローバルという言葉の死後なのかもしれませんし、
やはりこのクラスの販売実績を考えると
日本よりも東南アジアを中心に考える方が当たり前ですもんね〜
日本人として日本メーカーの歴史的な一台なだけあって
少し残念な気持ちは生まれてしまうところだけれどね。
ちなみに価格は40万円程度らしいですよ〜
125ccの小型車としては高い。
他のクラスのバイクも視野に入っちゃう。
ただ装備を考えるとこんなもんだろうと思えなくもない。
若かれしころ、カブ50の店頭販売価格は15万円ぐらいだったかな。
カブ90でも20万円ぐらいだったと思うよ。
それに比べると高いわな〜
これならスーパーカブ90を買うか
C100を買ってエンジンをフルオーバーホール。
もしくはCB450 K1 を買う!結局、懐古主義者なのでした。