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オフィスでバレンタイン~チョコレートにコーヒーを添えて~文鳥社編

2018.02.09 03:20

こんにちは、キキです。

いよいよ来週はバレンタイン!

いつも一緒にお仕事を頑張っているチームの同僚や上司の方とチョコレートを囲んでバレンタインらしいコーヒータイムを過ごしてみませんか。

オフィスでのコーヒーにおすすめなのが、「ポットサービス」。

オフィス訪問2社目は、「コーヒー1杯分の物語」というコンセプトの本を出版されている文鳥社さんへ行って参りました。

チョコレートに合う、エチオピアのコーヒーをご用意。

エチオピアのコーヒーはなめらかな口あたりが特徴で、口の中でチョコレートとあわさるとふんわり風味が広がっていきます。

ポットサービスからサーブするときに広がるコーヒーの香りに、男性陣も笑顔が広がっていましたよ。テイスティングの4ステップでまずコーヒーを味わってから、じっくりとチョコレートと合わせていきました。

ドリップコーヒーの上にのせると中のキャラメルがトロ―ンと溶けだす「チョコレートキャラメルワッフル」やチョコレートドーナツ、Coffee & Espressoケーキチョコレートとのフードペアリングをお楽しみいただきました。

そして、コーヒーを片手に文鳥社さんの「コーヒー1杯分の物語」について

お伺いしました。

文鳥文庫の本は、本といっても、ジャバラ状に折りたたまれている1枚の紙!

だから、とにかく薄くてコンパクトです。本なのに本のしおりにもなる、

なんだか雑貨のような存在ですね。

本屋さんに限らずに、代官山蔦屋さん、MUJI BOOKSさん、東急ハンズさんなど、レジ横などにあるポストカード売り場に置かれているところも多いそうです。

また、本としてはとっても珍しく、本の中に登場する鰻屋さんにも置いてあるそう。

なんだか新鮮な出逢いですよね。

この1冊(なんと150円)ずつ買うこともできますし、8作品(1200円)がまとめられているシリーズとしても買うことができます。

これまでに1000冊以上も読破してきたという、CEOの牧野さん独自のキュレーションによって、文豪の名作から現代人気作家の書下ろしまで、「日本文学8名作」「ふたり」「謎」という3つのシリーズが現在発売中です。

どうして、こんな新しい種類の本を作ろうと思ったか、お伺いしたところ、

「普段あまり本を読まない人に、文鳥文庫を通して文学に触れてほしいという想い」と、

「実は短編で面白いものもいっぱいある。それを気軽な形で安価に届けられたら」

と思ったのが、そもそものきっかけだそうです。

そして、本の表紙にもついているかわいい文鳥さん。

文鳥社と鳥の名前がついていて珍しい出版社名については、

「文鳥社の「文」は、文化の「文」だと勝手に考えています。だから、文化に貢献する会社でありたいと思っています。」

手に取りやすい形や重さ、そしてその本たちに出逢える意外な場所。

たしかに新しい文化を作りだしていらっしゃるなぁと深く頷いてしまいました。

そんなユニークな文鳥文庫、次回はどんなシリーズがやってくるのでしょうか。

「八百屋さん」をテーマにレモンやトマトなどお野菜やフルーツを夏頃にリリースされる予定だそうです。楽しみですね!(実際に八百屋さんでも販売予定だそうです。)

それでは最後にバレンタインにおすすめの本を教えてください。

「ふたり」シリーズがいいと思います。

特におすすめなのが、村上春樹さんの「四月のある晴れた朝に

100%の女の子に出会うことについて」。ある朝に、男女がすれ違うという瞬間だけを描いた物語です。短いのに不思議な読後感があって、何度読み返しても味わい深さがあります。

こんな素敵な本があったら、いつものコーヒータイムがちょっと特別に感じられそうですよね。

文鳥社さん、貴重なお時間をありがとうございました!


それでは、素敵なバレンタインを!