「LOKOMOTYWA」Julian Tuwim Jan Marcin Szancer
本日はパリ買い付け本を4冊更新しております。
その中の1冊「LOKOMOTYWA」はフランスの絵本ではなくポーランドの絵本です。
作者はともにポーランド出身の作家で、詩人のJulian Tuwimと画家/イラストレーターのJan Marcin Szancerの二人によって作られた絵本です。
タイトルにもなっている「LOKOMOTYWA」はポーランド語で「機関車」の意味ですね。機関車が様々なものを乗せて力強く走っていく、そんなお話なんですが、このお話の他に2編(「おおきなかぶ」「鳥のラジオ」)のお話も載っています。
そう、日本でも有名なロシアの昔話「おおきなかぶ」が載っているんですね。ポーランド語の絵本なので他のお話の詳細はわからなくとも、このお話は皆さんよくご存知だと思うので、楽しめるかと思います。
最後の「鳥のラジオ」はJulian Tuwimの有名な詩だそうです。このJulianTuwimの作品は日本語でも幾つか読めるのですが、実はスズキコージさんがJulian Tuwimの詩をもとに絵本を作っていたりもします「ガブリシ」という作品ですね。こちらも一緒に読んで見ると尚面白いかと思います。
またこちらの絵本は1955年にワルシャワで出版された絵本ですが、紙、印刷ともに雰囲気がとても良く、また状態もかなり良いですよ。昨日に引き続き、鳥好きさんにもオススメです。
本日更新した他の3冊はどれも1940年代のフランスで出版された絵本で、どれも古い本の良さをとても良く感じられる絵本です。是非オンラインストアでもご覧ください。
日本でも好きな方も多い、アンリ・モニエの絵本もあります!
当店在庫はこちらです。
「LOKOMOTYWA」Julian Tuwim Jan Marcin Szancer