基礎と応用。
2022.08.17 01:00
基礎的な事柄をいつもできるように
反復することはとても大切で、
学習の序盤、大半はそこに力を
傾けるべきですが、
本気で才能を開かせるには
それだけでは不足します。
時には、難問に対峙させ、
時間をかけて思考し抜かせる経験も
必要であり、長期休みは
そのような時間にも恵まれます。
そうやって、子どもは
自分のできる範囲を
あるタイミングで大きく拡張して、
実力を向上させてゆきます。
5年生、6年生は特に
この夏は伸びが大きかったように
思われます。
しかし、真に実力は
開ききっていません。
勝手に指導者が上限を
決めてしまえばそれまで。
私自身も、子どもたちに
期待を込め、伸び代を見据えて
その時その時で与えてゆくものを
変えています。
指導はなまもの。
相手にしているのは
自我を持った人格です。
だからこそ、その時その時に
かける言葉、与える課題、
評価、もろもろ、全てが
はねかえってきます。
良くも悪くも、ですが。